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慢性腎不全と透析療法

泌尿器科2008/08/13

 現在日本では二十三万人以上の患者さんが、慢性腎不全で透析療法を受けておられます。これは、実に全人口の六百人に一人が透析を受けていることになります。
慢性腎不全とは何らかの原因により腎臓の働きが衰え、透析という医療を受けなければ生命を維持できなくなった状態のことですが、平均寿命がどんどん長くなるに伴い、皮肉なことに腎不全の患者さんは急速に増える傾向にあります。

慢性腎不全の原因は、数年前までは蛋白尿を唯一の症状とする慢性糸球体腎炎という疾患によるものが一番多かったのですが、近年では糖尿病によるものがもっとも多くなり、高血圧や動脈硬化症から発生する腎硬化症も増えてきています。

すなわち糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症など、生活習慣病といわれる疾患は全て慢性腎不全の原因となるのです。

一旦失われた腎臓の機能は決して回復させることはできないため、腎移植をしない限りは生涯透析療法を受ける必要があります。透析療法には血液透析と腹膜透析の二種類がありますが、どちらも日常生活で大きな制約を受け、家族の負担も大変なものとなります。ですからなるべく腎不全にならないように、日頃から生活習慣病に対する意識を持ち、早めに発見し早めに治療を始めることが大切です。 生活習慣病はその名の通り日常生活の過ごし方により発生する病気ですので、適切な食事や適度な運動、ストレスからの解放といったことで発生の予防や進行を遅らせることが可能です。

腎不全になるのを避けるためには適切な食事の指導や肥満の防止、血糖や血圧のコントロールを受けることが大事ですが、不幸にして透析療法に至った患者さんには、可能な限り健常人と同じような快適な透析生活をしていただけるために、安全で安心できる透析医療の提供をしている医療機関を選ぶことをおすすめします。特に長期予後にも直結する、充分な透析をしていくうえで重要なシャント(血液採取部)の管理は、医療機関としてとても大切なことだと考えております。


Text by 三木内科泌尿器科クリニック 三木 敬也(  「」掲載)

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