眼科

白内障(はくないしょう)の手術をしたはずなのに

 白内障の手術をすると、今まで霞(かすみ)のかかっていたような目が、見違えるようにはっきり見えるようになります。それなのに、手術してから数年たつと、また少しずつ白っぽく霞がかかって、手術をする前に戻ってしまったようになる場合があります。

 これを後発白内障(こうはつはくないしょう)と言います。

 白内障を手術する場合、もともとの水晶体の裏側の皮膜=後嚢(こうのう)を残して、他の部分を器械で吸い取って、その上に人工レンズが乗っかっている形になっています。その後嚢がまた白く濁ってくるため霞んでくるのです。

 この場合手術のし直しという事ではなく、外来で後発白内障用のレーザー光線を当てると、濁った部分が吹き飛んで、また視力が戻りはっきり見えるようになります。

 ただ、手術後の目の霞が、すべて後発白内障によるものだとは限りません。ほかの病気が起きた可能性もありますので、目に異常を感じたら、すぐに眼科を受診するようにしてください。

清水眼科クリニック
院長 清水 信晶
清水 信晶
プロフィール
東京医科大学卒業、東京医科大学病院勤務の後、平成9年清水眼科クリニック開設。日本眼科学会認定眼科専門医
住所
函館市湯川町3丁目25-16
TEL
0138-36-2222