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良い塩梅の塩加減

脳、心臓や腎臓に重大な障害をもたらす悪い病気としては、特に高血圧が良くないのですが、血圧を上げる原因の1つに食塩の取りすぎがあります。高血圧が毎日の食事と関連する生活習慣病と言われるゆえんです。「和食はとても健康的な食事だ」と言われています。実際その通りなのですが、塩分の取り方が多い食事でもあります。冷蔵庫がない高度成長期の以前には、食品の保存に塩が防腐剤の役割をしていたのです。漬物、みそ、しょうゆは明らかにしょっぱいですが、かまぼこもつなぎに塩を使っています。冷蔵庫が三種の神器として各家庭に普及した後も、1日20g以上の塩を取る生活が続いていました。塩分の取りすぎから高血圧になり、血圧が高いために脳内の血管が破れたり詰まったりして、脳卒中を発病することが非常に多かったのです。だから昭和の中期(’60年)までは、脳卒中が死亡原因の1番で、平均寿命は65歳程度でした。その後の減塩運動が奏功したり、高血圧の治療が普及したりして、脳卒中の死亡は急激に減り、日本の平均寿命は大きく伸びました。減塩した食事では、下の血圧(拡張期血圧)が特に下がりやすくなります。日本人の塩分平均摂取量は’85年頃には1日13gが平均でしたが、最近は10.5gに減っています。ただし、北海道は塩の取り方が多い方の地域になります。1日の塩分は6~7gが理想的と政界保健機構では勧めますが、日本では、まだ遠い目標と思われます。梅干し1個1g、カレーライスには3g、ラーメン・とんかつ定食には4g、そば・すき焼き定食には6gの塩が入っています。だから、そばを汁まで飲んでしまうと1日分の塩を取ることになるので、汁は飲まないようにすることが必要になります。一般的に外食では塩分が多くなると思って間違いありません。コンビニ弁当も付いている調味料を使わないようにして1食の塩が4g位になります。レモンや酢を調味料に多く使うと、また、昆布でだしを濃くとると塩の量を減らすことができます。いろいろと工夫して減塩するように気を付けてください。
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手足のゆびの色調異常

血管には動脈と静脈があり、動脈は赤く静脈は青く描かれることがありますが、流れている血液の色が違うわけではありません。しかし手や足のゆびの色が変わることがあります。主な色は白、赤、紫です。この色は局所の血の巡り(循環状態)を表しています。白色は動脈に血液が流れなくなった状態で「血の気がない」「虚血」と言い、赤色は動脈に急激に血液が流れ込んだ状態で「紅潮」、そして紫色は静脈に血液が滞っている状態で「チアノーゼ」です。時間と共に複数の色に変化することをレイノー現象と言います。レイノー現象は寒冷刺激や精神的なストレスによって微細な血管がけいれんすることで起こりますが、その原因については不明のものが多く一次性レイノー現象、「レイノー病」と名付けています。一方二次性レイノー現象は病気のひとつの症状として色調異常を来すもので「レイノー症候群」と言います。例えば動脈硬化によって血管が細くなり血流が乏しくなる閉塞性動脈硬化症、免疫の異常によって起こる膠原病(こうげんびょう)、肩口の血管が圧迫される胸郭(きょうかく)出口症候群などがあります。いずれも安静にすることで自然に軽快したり、マッサージをしたり温めたり、手や足の高さを変えると元の色に戻ります。何故ならば血流障害が改善されるからです。このような色の変化が繰り返し起こる場合や元の色にもどらなくなった場合は医療機関で相談されることをお勧めします。専門科はリウマチ科、心臓血管外科、循環器内科などです。
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脳卒中と遺伝

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
身近な人が病気になったと聞くと、自分は大丈夫だろうかと心配になります。それが、血のつながった身内であれば一層不安です。日常外来でも、しばしば患者さんから「親が脳卒中だったから、自分も不安なので検査してほしい」と言われ、何とか病気の発症前に発見したいと、各種の検査を行います。結論から言うと、脳卒中が不安なら、高血圧、高脂血症、糖尿病などに注意して、喫煙や飲酒、運動などの習慣の改善に努めるのがベストです。遺伝病として脳卒中が発症するパターンは、ごく限られた特殊な病気で、脳卒中に関連した遺伝子はたくさん発見されていますが、それらだけでは予測できません。脳卒中は、遺伝子だけでなく、環境因子も絡んで複雑な要因で発症するものなのです。片親が65歳未満で脳卒中になった場合、子供の危険性は2倍以上になり、片親が65歳未満で脳梗塞にかかった場合、子供の危険性は3倍以上になるという報告があります。くも膜下出血では、一親等の家族に脳動脈瘤(りゅう)の人がいる場合、くも膜下出血の危険性は2.5倍になると言います。脳動脈瘤は家族内に多く発生する事実はよく知られていて、数%から20%台までの発生率が報告されています。このことと、いったん破裂した場合の重大な結果から、脳外科医は未破裂動脈瘤の発見に努めてきました。しかし、ここに挙げた危険性の数字は遺伝子と脳卒中の関係だけを表したものではなく、環境因子も加わったものです。くも膜下出血では、家族にくも膜下出血の人がいなくても、喫煙だけで危険性は3倍以上になります。これを読んでも、不安は尽きないかもしれません。脳出血の予測は困難ですが、現在、脳動脈瘤はMRI検査でかなり小さなものも見つけられます(見つけた全ての動脈瘤が治療対象となるわけではありません)。また、脳梗塞は血管に異常が見つかれば、いろいろ対策が取れます。お近くの脳外科医にご相談ください。検査で多少なりとも安心できるでしょう。
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さまざまな皮膚トラブルの解消に努める 土・日、午後7時30分までの夜間診療を実施

市電「五稜郭公園前」から徒歩約5分に位置する「すどうスキンクリニック」は、2006年7月に開設。形成外科、美容外科、皮膚科、脱毛を中心に皮膚全般のトラブルに関する治療を行っている。「お肌のトラブルやコンプレックスに対して、患者さんがいつまでも若々しく、自信回復につながるなど、さまざまな要望に応えられるよう取り組んでいますので気軽にご相談ください」と、須藤聡院長は話されていました。形成外科領域は外傷や皮膚の腫瘍(できもの)、先天性奇形など、その対象は頭の先から足の先まで及ぶ。粉瘤(ふんりゅう)や眼瞼下垂症、陥入爪(巻き爪)などのほか、二重まぶたの手術(重瞼術)やシミ、シワ、たるみ、腋臭症(わきが)、イボ、ホクロ、白癬症(水虫)、湿疹など、美容外科・皮膚疾患全般に対応している。細かいシワや毛穴、ニキビ跡、傷跡などに効果を発揮するフラクショナルレーザーをはじめ、脱毛、シミに対するレーザー治療、ラジオ波治療などを導入し、最大限の効果が得られる治療を実施している。また須藤院長は、寝たきりの高齢者に多い湿疹や褥瘡(じょくそう・床ずれ)などに対する訪問診療(往診)も積極的に行っている。手術日があるため診察は予約制で、土・日、夜間診療も行っている。
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血液透析治療と水との関係

Text by 北美原クリニック 秋濱寿賀子
最近コンビニエンスストアやスーパーマーケット等で、多種多様なミネラルウォーターが販売されているのを目にし、水に対する関心の高さがうかがえます。私たちが行っている血液透析治療も水がとても重要な役割をはたしていることをご存知でしょうか。血液透析というのは、腎臓の働きが悪くなってしまった時に、腎臓の役目を果たす治療法ですが、具体的には、老廃物のたまった血液を身体の外に取り出し、透析器(ダイアライザー)の中できれいにして、再び身体に戻すという治療です。この老廃物を血液から取り除くために、ダイアライザーという小さな孔がたくさんあいた特殊な膜を介して血液と水(透析液)が逆方向に流れることによって、色々な老廃物を血液から取り除いて血液をきれいにします。そのため、透析治療では透析液がたくさん必要となります。透析液は、各透析施設の中で、水道水を原料として作られていますが、浄化をする前は、鉄分やカルシウム・マグネシウムなどのミネラル、塩素、また細菌や細菌が壊れてバラバラになる際に出てくる毒素(エンドトキシンと呼ばれています)なども入っています。これらの不純物を取り除いて、きれいな透析液を作ることが必要となります。最近は特に透析液の水質が注目されています。なぜなら、透析液と血液とは直接まざりあうわけではないのですが、本来の目的の血液から透析液へ老廃物が移行するだけではなく、逆に透析液からエンドトキシンなどが血液に移行してしまうこともあるからです。エンドトキシンが含まれていないきれいな透析液で透析をすると短期的には貧血を改善したり、血圧の低下や発熱などが少なくなり、シャント(手術によって動脈と静脈をつなぎ、動脈から直接静脈に血液を流すこと)の閉塞が減るなどの報告もされていますし、長期的には動脈硬化や透析アミロイドーシスなどの合併症の発症に対しての抑制効果が期待できます。もちろん、透析液の水質管理以外にも、透析治療には必要なことがたくさんありますが、きれいな水(透析液)が、「より良い透析ライフ」に直結していくものと考えています。
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