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目の検診を受けましょう!

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
眼科を受診すると、視力検査により近視、遠視、乱視、老視などがわかります。皆さんは視力が悪いというのは、メガネなしの視力(らがん視力)が悪いことと思っているかもしれませんが、メガネやコンタクトレンズで視力(矯正視力)が良ければ視力は良いと言えるのです。矯正視力が悪い場合には、何か他に目の病気がないのか、別の検査に進む手がかりになります。視力検査は白内障をはじめ、色々な疾患の進行度合いを評価するのにとても重要な診断材料のひとつです。矯正視力が悪化していれば、必要な検査を色々加えて総合的に診断をします。「目が痒い」などの主訴で受診した方が、視力検査で他の病気が発見されることはよくあることです。子供の場合6〜8歳くらいまでに視力の発達が完成するので、それ以前に是非一度視力検査を受けることをおすすめします。視力検査は3〜4歳くらいから可能になります。幼児には絵の指標なども使って測る事もできます。また、成人も白内障、緑内障、糖尿病網膜症、加齢黄斑変性などは、「視力検査、眼圧検査、眼底検査」の基本検査の他に、視野検査や他の検査の組み合わせで発見できます。早期発見により早期治療ができれば、急激な視力低下を防げることが多いのです。ふつうに見えることは当たり前のようですが、日常生活を安全・快適に過ごす上でとても大事なことです。眼科の基本の検査はひとつも痛い検査はありませんので、小児から高齢者まで受けることができます。目の病気がなくても、年に1〜2回検診を受けるつもりでお気軽に眼科を受診して下さい。
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頭痛を見直す

Text by 函館西部脳神経クリニック 小保内 主税
日本では、片頭痛よりも肩こりなどによる緊張型頭痛が多いと言われていましたが、実は片頭痛で悩んでいる方が大勢いることが分かってきました。日本社会では「頭痛ぐらい我慢しなさい」という雰囲気が強いのですが、我慢しすぎるとかえって鎮痛剤が効かなくなることもあります。早く的確な診断と適切な治療を行うことが大事です。有効な薬も開発されています。診断には、腫瘍(しゅよう)や脳卒中などの病気がないことを確認しなければなりません。そのためには頭痛に詳しい医師の診察と検査を受けることが大事です。片頭痛は、小さなお子さんにもあります。その場合、お母さんにも片頭痛があることが多いようです。お子さんが頭痛を訴えるとき、我慢を強いていませんか?お母さんご自身も頭痛で悩んでいませんか?もう一度見直してみましょう。
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歯周病を進行させる喫煙、糖尿病

Text by 北斗歯科クリニック 土永浩史
歯周病は無自覚のまま進行し、「歯がグラグラしてきた」「歯茎が腫れて、臭いがする」といった症状が出るまで放置しがちです。気付いた時には抜歯となり、これからはしっかり歯を磨かなければと思った方も多いと思います。歯を歯周病から守るために歯周病の原因である歯垢を除去する必要がありますが、他にも歯周病を悪化させるものがあります。今回はその原因として喫煙と糖尿病を取り上げたいと思います。歯周病を進行させる原因で、後天的なものは喫煙、糖尿病、骨粗鬆症などがあげられていますが、とりわけ科学的に因果関係が深いデータが多いのは喫煙と糖尿病になると思います。喫煙者の歯茎は見た目に歯周病の進行が分かりにくいことが多いのですが、ニコチンが好中球、単球、リンパ球といった体を守る細胞に影響を与え、歯周病を進行させます。また、一部の歯周病菌をも増加させるともいわれています。糖尿病の方も喫煙と同じく、好中球、単球などに作用し歯周病を悪化させますが、一方で糖尿病により血管が変性することで歯周病から守るシステムが妨げられます。逆に、歯周病が糖尿病を悪化させることも分かってきました。糖尿病を増悪させるメカニズムの一つに、肥大した脂肪細胞から産生されるTNF-α(腫瘍壊死因子α)がインスリン抵抗性を起こすことがあります。歯周ポケット内で歯周病菌から出される内毒素に反応した体内の免疫細胞からもこのTNF-αが産生されることが分かっており、歯周病が糖尿病悪化に加担しているといわれています。喫煙による害は歯周病悪化だけでなく肺がん、動脈硬化、心筋梗塞などの原因であり、禁煙が求められ、また糖尿病はリスクを避ける意味で早期にしっかりした歯周病治療が必要です。
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ゴールデンウイークで やっちゃった人へ

Text by はら内科クリニック 原 信彦
春の健康診断の時期ですね。お花見・ジンギスカン・ゴールデンウイークの旅行!大丈夫でしたか?体重は増えませんでしたか?どきっとしたそんなあなた!生活習慣セルフチェックをしてみませんか?以下の8項目で自分の生活に合うものがあったらチェックしてみましょう。①あまり食べていないつもりなのに太ってしまう。②料理は大皿に盛りつける。③1日1食もしくは2食になることが多い。④夕食を食べ終えてから寝るまでの時間は2時間以内である。⑤暇があると何かを食べている。⑥果物やお菓子がいつもそばにある。⑦お酒を毎日飲む⑧お酒を飲み過ぎてしまうことが多い。何個当てはまりましたか?①②にチェックの入った方は、食事の量・バランスに問題があります。食事量の適量が分かるランチョンマット法がお勧めです。ランチョンマットに、主食1、主菜1、副菜2、果物/乳製品1で茶碗やお皿を並べて食べてみましょう。この時に主菜・副菜で油の量や栄養配分、今食べているのは糖質なのか?タンパク質なのか?油脂なのか?を考えます。例えば、ごはん1膳、副菜に肉じゃがとコーンサラダ。これって、ごはんが糖分、肉じゃがのジャガイモもコーンサラダのコーンも糖分です。結局、糖分しか摂っていないことになりますね!このように食材を考えるきっかけになります。③④にチェックが入った方は、食事時間に問題があります。食事の間隔が8時間以上空くと基礎代謝が低下します。ご飯を食べると少し汗をかきますね。これは、体から熱が出る反応です。(カロリーを消費する反応)朝の時間に多く、夕方には反応が少なくなります。ですから、朝はちゃんと食べて、夕食を少なめにすべきですね。⑤⑥にチェックの入った方は、間食習慣に問題があります。空腹感に対して肯定的な考えを持つ・衝動を何かに置き換える・何かにそらす、といった心理的なアプローチが必要です。⑦⑧にチェックの入った方は、言わずもがな、お酒との付き合いを考えましょう。休肝日をつくるか、毎日飲むなら適量(日本酒1合、ビール中ビン1本、焼酎0・6合)を守りましょう。さあ、これからがんばりましょう!
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子供の目の病気を見つけてあげましょう

Text by 清水眼科クリニック 清水 信晶
生まれたばかりの赤ちゃんの視力はまだ非常にわずかです。生まれたばかりのときの視力は0・01ぐらいで、1年後には0・1前後に育ちます。その後4~5歳で1・0となり視力の発達が完成します。この視力の発育段階に、なにかの理由で網膜にはっきりと像が写らず刺激が加わらなかった場合、視力が育ちません。この時期を逃すとあとで病気を発見し治療しても、遅れた分は失われたまま追いつけないことが多いのです。これを「弱視(じゃくし)」と言います。3歳児検診では簡単な絵視標を使った視力検査が含まれています。この時期視力はまだ0・6くらいでも正常です。検診のあと眼科で精密検査を受けた場合、1・0のような良い視力が出るかどうかではなく、きちんと目に病気がないかどうかをこの段階で発見してあげることが重要です。視力を測るまでもなく、白内障などの目の病気がないかどうか、視力異常による斜視がないかどうかなどを発見するために、子供の日常生活の癖から読みとってあげる方法がありますのでご紹介します。◆目の大きさが左右で違う、目の表面が濁っていたり、瞳の中が広く光って見える。◆両目が寄って見えたり、逆に片目が外側に向いている。目が細かく振るえて見える。◆ものを見るときに片目を細めて見る。本やテレビを極端に近づいて見る。◆顔を傾けて見たり、片方の目を隠すと極端に嫌がる。小さなお子さんの場合、目が内側に寄っている〈内斜視〉を疑って来院される方も多く見られますが、目頭のまぶたの形のせいで内斜視に見える場合も多くあります。そういう状態を「偽斜視(ぎしゃし)」と言います。赤ちゃんやお子さんの目つきなどが気になるようならば、念のため眼科を受診してみてはいかがでしょうか。
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