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コラムを読む

矯正治療と美容(審美)について

Text by 大内歯科医院 大内 英樹
最近、テレビでは美容外科や審美歯科のコマーシャルや番組がよく見受けられます。私もテレビをよく見ますので、出演者(患者さん?)が美容外科治療で大変身する姿に驚き、感動し、そして外見が、いかに本人の心理状態に大きな影響を与えるのか知ることができます。さて、今回の題名ですが、矯正治療と美容(審美)治療はどこが違うのでしょうか。矯正治療を希望される方のほとんどが、審美(美容)の改善を主訴に来院されます。実際、矯正治療では症状によって、大きく審美性を改善することが可能で、歯並びだけではなく、顔・・・特に口元の形を大きく改善し、美しい笑顔を得ることができます。しかし、矯正治療の目的は審美(美容)の改善だけではなく、悪い咬(か)み合わせを正しい咬み合わせにすることにより「咬む」「発音」等の口腔機能を改善し、同時に虫歯や歯周病の予防をすることが大きな目的です。また、成長途上のお子さんにとっては、顎(あご)・顔の成長を正しく誘導し、健やかな成長・発育を促すことも大切な目的です。少し難しいお話になりますが、形態と機能は表裏一体で形態(歯並び)を治療することにより、機能(咬む、発育)を改善するのが矯正治療と言えます。
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目もメタボ!? 太っていなくてもメタボ!?

Text by 藤岡眼科 藤岡聖子
近年欧米諸国と同じく、過栄養や運動不足の生活になったため、わが国では高血圧・高脂血症・糖尿病などのメタボリックシンドローム(メタボ)が急増しています。しかしながら検診を受けていない方も多く、視力低下で眼科を受診してはじめてメタボがみつかる方もいます。目薬で瞳を広げて眼底検査をすれば、眼科医は網膜の血管の様子を直接のぞくことができます。眼は身体のなかで唯一、血管を直接観察できる臓器なので、実は眼底検査から動脈硬化、高血圧や糖尿病が発見されることも多いのです。また、視界が狭くなったと受診した方の中には、視野検査などで頭の中の動脈瘤や腫瘍が発見され、即、脳神経外科で手術となり一命を取り留めた方もいます。意外にも眼科受診がきっかけで全身の病気が発見されることは多いのです。目のメタボは主に『糖尿病網膜症』と『加齢黄斑変性』ですが、いずれも失明原因になる病気です。メタボと聞くと肥満をイメージしますが、アジア人は極端な体重増加がなくても糖尿病になりやすい人種です。身長170cmで体重87kgのアメリカ人と体重72kgの日本人が同じ割合で糖尿病を発症するということで、太っていなくても油断はできないのです。『糖尿病網膜症』も発見さえ早ければ、網膜光凝固などの治療で進行予防ができますが、糖尿病とわかっていても一度も眼底検査を受けていないために網膜症がすでに悪化してしまって、視力が戻らない方も多くいるのが現実です。また、『加齢黄斑変性』はタバコを吸う人が吸わない人に比べて、3倍もかかりやすくなっています。わが国の加齢黄斑変性は10年前に比べ確実に増えていますが、眼底検査をしないとわからないため放置され、視力が下がったまま固定してしまいます。人間は80%以上の情報を目から取り入れているのです。目は2つあるために片方の視力低下に気付かないようですが、一生見える人生を送るために早期発見が必要です。眼科の検査は痛い検査はひとつもなく、目のメタボから身体のメタボも発見できるのですから、40歳以上の方は検診と考えてぜひ一度眼科を受診してみてください。
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矯正歯科と唇顎口蓋裂(しんがくこうがいれつ)

『ロ蓋裂矯正歯科の健保導入の歴史』「北海道苫小牧市内に住む建築業、竹田洋一郎(仮名)さん・・・・生まれて間もない三女の和美ちゃん(生後三力月)の小さな体が裸のままつぶれたようにタタミの上に倒れていた・・・・竹田さんは自分の車で近くの病院に和美ちゃんを運び込んだ。が、すでに死んでいた。・・・昭和50年5月25日夜のことだった―」これは、1976年毎日新聞北海道支社発行の「谷間の口がい裂児たち―この子らに健保を」の書き出しの部分です。私が卒業直後に大学に勤務し唇顎口蓋裂の治療に携わっていた時期に発行された本で、現在まで歯科医としての私に強く影響を与え、いずれは函館に帰り、口蓋裂児によりよい環境を地方都市で作ろうとの思いを強く抱きました。その後、歯科医としては地方都市では矯正歯科を学ぶ方が効果的と考え、口腔外科から矯正歯科へ移り、米国、カナダの唇顎口蓋裂施設の視察を経て、市立函館病院歯科口腔外科に勤務。現在、当院で唇顎口蓋裂患者の治療にあたっております。「チームアプローチが必須」口唇顎口蓋裂を持つ子供を殺害した事件後、矯正歯科の保険導入の働きかけがコロンビアトップ議員の国会質問により始まり、1982年にようやく保険導入が開始され、はや25年を経過しております。30年前は、出産直後の産院で、手術をしたようですが、現在では、形成外科医、その中でもこの疾患についてトレーニングを積んだ医師のみが、携わっております。言語や心の発達の時期と重なり合うため、言語治療士と歯科医その他の医療従事者によるチームアプローチの下、治療が行われております。治療も出生直後の形成外科および術前矯正歯科治療から始まり、矯正歯科治療が一応めどがつく、17、8歳までと長期にわたります。障害の程度はそれほど重度ではありませんが、心のケアを含めた長期的な展望と年齢を考えた治療ステップを計画する必要があります。また、毎年、この疾患に関する「日本口蓋裂学会」が開催され、日本の治療水準も、世界でも優れている国となってきております。
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カサカサ肌になりやすい季節を前に

Text by やなせ皮フ科クリニック 梁瀬 義範
暑い夏もようやく終わり、秋の気配が次第に色濃くなってきました。季節の移り変わりとともに、皮膚も変化していきます。
これからの時期は、手や足、すねなどの皮膚が乾燥でカサカサし、白い粉をふいたような状態になりやすくなります。皆さんのお肌はどうですか?皮膚のうるおいは、次の三つの要素で決まります。それは、(1)毛穴から分泌される皮脂(ひし)によって形成される、皮脂膜(ひしまく)
(2)皮膚の表面に存在する角質細胞(かくしつさいぼう)の間に存在する、角質細胞間脂質(セラミドなど)
(3)角質細胞内に存在する、天然保湿因子(アミノ酸など)です。これらの三つの要素の働きで、皮膚のうるおいは保たれるのですが、その成分が減少すると、皮膚の乾燥が起こります。この状態が長く続くと、皮膚の表面がひび割れを起こします。乾燥した皮膚は非常に敏感で、かゆみや炎症を起こし湿疹になっていきます。また、かゆみによる「引っ掻く」行為はその症状を更に悪化させます。では、どのようなことに気をつければいいのでしょうか?ポイントは、皮膚を清潔に保ちながら、乾燥を防ぐケアをしていくことです。具体的には、長湯と熱いお湯での入浴を避ける。硫黄成分の入った入浴剤は使用しない。石鹸の使いすぎ、洗いすぎを避ける。ゴシゴシこする行為、ナイロンタオルの使用を控える。入浴後に保湿剤を塗る。肌着は刺激の少ない木綿製のものを使用する。室内の湿度を調節する(加湿器や濡れタオルなどを使用)。爪を短く切り、引っ掻かないようにする。飲酒や香辛料はかゆみを助長するので、控えめにする、などがあげられます。特に、お風呂に入るときにこすらなければ気持ちが悪いとか、お風呂に入った気がしないとおっしゃる方が多いのですが、ゴシゴシこする行為はいたずらに皮膚を傷つけ、皮膚の乾燥を強くするだけではなく、外部からの異物(細菌やウィルスなどを含めて)の侵入を許すことにもなりかねません。注意して下さい。普段の生活で、以上のことを実践しても、かゆみが強く、湿疹になってしまう場合は早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けることをお勧めします。
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クリニックのシェイプアップダイエット

日本人は太っていても極端に肥満の方はいませんが、ダイエットに挫折する方はたくさんいます。ダイエット(食事制限)だけで、体重減少はできますが、必ずリバンド(ダイエット後の体重増加)が起こります。そのため、この現象を予防してバランスの整った姿にするにはエクスササイズ(筋力トレーニング)が必要です。しかし、この食事制限やエクスササイズを維持したり、習慣づけることは大変です。また、中高年になると、お腹が出てきてお尻が下がってきます。リバウンド(ダイエット後の体重増加)を予防して、腰・ヒップ周りをシェイプアップダイエットして、目的を持ちながらダイエットをすることが、理論のない闇雲な挫折しやすいダイエットとの違いです。クリニックによるシェイプアップダイエットはマイクロダイエットの管理栄養士と連絡を取りながら目標を決め、現状の把握『今までできなかったこと、うまくいっていたこと』目標を達成するために自分でできることやプランを決めて、『クリニックがサポートできることは何か』を聞きながらダイエットを進めていきます。そして、シェイプアップのための筋力トレーニングは筋肉を維持するか増強するかは、その方の年齢、体力、生活環境によって筋力トレーニングの方法、ダイエットメニューなど医学的に説明します。また、どうしてもより効果的な部分痩せを希望する方は点滴療法やメソセラピー、部分的脂肪吸引も合わせて行なうことも可能です。
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