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嘔吐下痢症について

小児科2010/04/20

おなかの中に最近やウイルスが入って、吐いたり、下痢をする病気です。
原因細菌はカンピロバクターや腸炎ビブリオ菌で、ウイルスではロタウイルス、ノロウイルス等です。
白色便性下痢症は冬場で乳幼児に多く発症するロタウイルスが主な原因で嘔吐下痢症の一つです。

嘔吐下痢症は便から移りますが、乾燥した吐物からウイルスが舞い上がって空気感染もします。また調理した食物からも感染します。
下痢がおさまっても、1週間くらいは便からウイルスが出ていますので、徹底して手を洗いましょう。
お母さんも子供も頻回に手を洗って下さい。特に食事の前、便を処理した後などはきちんと石鹸と流水で手をしっかり洗いましょう。

治療では、嘔吐のときは点滴をするか坐薬を入れて、症状が改善してきたらイオン飲料を飲ませ吐かなければ消化のよいものを食べさせます。
下痢の時は止痢剤を飲ませて、便と同じくらいの柔らかい食事にします。


Text by すずき小児科 鈴木 敞謙(すずき ひさのり)(  「」掲載)

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