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不妊症の検査

産科婦人科2016/11/21

 避妊せず1年間妊娠に至らなければ不妊症と診断します。
まず基礎体温を測定・記録して、原因検索のため検査を行います。
必須項目は①内診・超音波・子宮がん検診・クラミジア抗原(初診時)②ホルモン・子宮内膜症マーカー(月経中)③子宮卵管造影(月経後)④頸(けい)管粘液検査・ヒューナーテスト(排卵期)⑤黄体機能検査(高温期)⑥精液検査です。
必要に応じホルモン負荷試験、クラミジア抗体、子宮内膜組織診、子宮鏡、抗精子抗体などを追加します。
卵巣予備能をみるAMHというホルモンが話題になりましたが、その値が低くても治療法はなく、体外受精の排卵誘発時に参考にする程度です。
 子宮内膜症性不妊には腹腔鏡検査が治療効果もあり有効です。
不妊期間が短い方はブライダルチェックとして①を受け、基礎体温でのタイミング法を指導してもらうとよいでしょう。


Text by 産婦人科 ほんどおりクリニック 工藤 隆之(  「北海道新聞みなみ風」掲載)

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