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皮膚のしこり:粉瘤(ふんりゅう)

形成外科2017/05/15

 顔面、頚部、肩、背中などに日常よくできるできものとして粉瘤という皮膚の病気があります。
触ると少し弾力性のある皮膚の下のしこりで、大きさは直径0.5~5cmとさまざまです。
強く押すと粥(かゆ)状の臭い内容物が出てきます。

 原因は毛穴がふさがって皮脂腺が袋状に膨らみ皮脂や角質などが詰まったためです。
 炎症が起こって赤く腫れ上がった時には、まず腫れ上がった中心部をメスで切って排膿させ、痛みを治め、抗菌剤、消炎鎮痛剤を内服し、小さくして、しこりの部分を切り取ります。

 炎症が生じてからでは治療に時間がかかりますから、しこりが炎症を起こす前に外科的にきれいに取り除きます。傷跡も目立ちません。 

 半端に中止すると、再発したときにより大きなしこりが出現することがありますので、特に顔面などでは炎症がないしこりの状態で治療を受けましょう。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二(2017年5月15日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

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