緑内障について
眼科2019/03/18
先週の11日、12日に五稜郭タワーが緑にライトアップされているのをご覧になりましたか? 世界緑内障週間の一環としてライトアップinグリーン運動が行われ、日本全国でランドマークや病院が緑にライトアップされました。
これは緑内障にとって、早期発見・継続治療がとても大切であることを広く知って欲しいという思いが込められています。
緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝える視神経が傷んでしまい、見える範囲が狭まってしまう病気です。
進行はゆっくりですが自分では気付きにくく、気付いた頃にはかなり進んでいることが多い病気で、治療せず放置しておけば失明する危険もあります。
40歳以上では20人に1人が緑内障を発症すると言われています。
緑内障の早期発見のためにも、40歳を過ぎたら定期的な目の検診をお勧めします。
Text by
江口眼科病院 杉浦 彩(
2019年3月18日 「北海道新聞みなみ風」掲載)