叢生[そうせい](凹凸歯並び)について
矯正歯科2008/11/28
今回は叢生(凸凹歯並び)についてお話しします。
一般に八重歯などと呼ばれている叢生(凸凹歯並び)の原因は、「歯の大きさ」と「顎の骨の大きさ」のアンバランスが原因です。
現代人は、よく調理された「軟食」等により「顎の骨」が小さくなる傾向にあります。逆に以前に比べ栄養状態は良くなった為、歯は大きくなる傾向にあり、この為、歯が配列しきれないのでは? と考えられています。
お子さんが将来「叢生」になるかどうかの目安としては、乳歯の前歯を見てください。永久歯に生え代わる直前の5歳頃は乳歯前歯にすき間があるのが良い状態と言えます。
この時期の前歯に「すき間」がない場合は要注意です。詳しくは、かかりつけの歯科医院に御相談ください。
Text by
大内歯科医院 大内 英樹(
「」掲載)