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メタボじゃなくてもご用心!

内科2008/08/13

 昨年の流行語大賞となった「メタボリック症候群(内臓脂肪症候群)」。危険因子として、肥満・高血圧・高血糖・高脂血症(特に高中性脂肪・低HDLコレステロール)が挙げられ、欧米では、このうち3つ以上があてはまると「メタボリック症候群」と診断されます。

 しかし、日本の診断基準では、肥満(ウエストサイズ―男性85cm以上、女性90cm以上)が必須で、更に、高血圧・高血糖・高脂血症のうち2つ以上があてはまる場合となっています。つまり、血糖値がかなり高くても、太っていなければ同症候群には該当しないことになります。しかし、やせた人でも、体質的に高血糖や高血圧を起こしやすい人がいて、そういう人は太っている人よりむしろ心筋梗塞(こうそく)や脳卒中の危険性が高いという報告もあるので、メタボじゃないからと安心する訳にはいきません。

 肥満の指標として、ウエストサイズのほかに、BMI(体格指数)という測定の方法があり、

体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で算定されます。

 BMIでは、20未満がやせ、20~24が正常、25以上が肥満と診断されます。この基準を満たしていると、やせや肥満に関係する合併症が少なくなり、最も病気になりにくいといわれる数値を算定したものです(ただし、これはあくまでも指標であって、骨格や筋肉のつき方で異なるため参考程度にしてください)。

 もし、「メタボリック症候群」や肥満の傾向がある方は、まず、体重を目安に減らしましょう。

 体重のおよそ5%を減らすと、血糖値・血圧・中性脂肪値が改善されることがわかっています。そして、体重の5%を減らすには2~3カ月程度かけて無理のない減量をしましょう。急激なダイエットで体重が減るのは、脂肪ではなく水分が減り、さらに体が飢餓状態を感じると体内のたんぱく質が分解されるため、筋肉が減ることも知られています。

 今のこの時期が、季節的にも心地よく運動するには適しています。明日の朝、通勤やお買い物は少し遠回りをして散歩をしてみてはいかがでしょうか。


Text by 鈴木内科外科クリニック 大原 眞理子(  「」掲載)

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