ノバシェイプ〜皮下脂肪細胞を安全に破壊する超音波医療機器〜
ダイエットで、自分の希望している部分がシェイプアップされず、ほかの部分が痩せてしまった方、トレーニングをして筋肉ばかりついてしまってシェイプアップにならなかった方、いろいろなダイエットをしたが少しも効果がなくスタイルが改善しない方、そして、シェイプアップを諦めた方にはノバシェイプをおすすめします。
ノバシェイプは希望した部分の皮下脂肪細胞を超音波で安全に破壊して、シェイプアップさせる最新の医療機器です。
今までの脂肪吸引、メソセラピーなどのシェイプアップのための治療との違いはメスを使用せず、傷跡なく、痛み無く施術が行え、施術後の腫れやむくみもなく日常生活に支障がなく、リスクが少ないことです。
そして、より効率的に破壊された脂肪細胞から溶け出した脂肪を代謝・消費するために、医学的に食事・飲酒、運動指導をさせて頂きます。
ノバシェイプの治療の流れは、初診時に皮下脂肪のやわらかさ、筋肉の状態、たるみの方向性を診察し、治療の可否、治療プランと経過説明をさせていただきます。
治療前に血液検査を行い、ご本人の糖・脂肪代謝状態をチェックさせて頂いてから治療を行います。
施術は二の腕、お腹、ウエスト、ヒップ、太腿、ふくらはぎなど頭部以外は可能で、1回の施術時間は両側で40〜50分、その後、マッサージ、筋肉刺激装置EMS(筋肉で脂肪を取り込め易くする機器)を15分行い終了します。
注射はなく、痛みもありません。治療回数は1部位1回が原則ですが、皮下脂肪の量や施術の範囲によって異なります。
治療をお受けになる場合は、十分に治療計画をお聞きになり、ご納得した上でお決めください。
また、当院では無料カウンセリングを行っています。
スタイルの悩み、そして、たるみ、しわ、しみ、肌の老化に関して、また、ワキガ、多汗症など当人にしか分からない悩みごとがある方は、お気軽にご予約ください。
過敏性肺臓炎という病気をご存知ですか?
一般的な肺炎は細菌やウイルスなどの病原体が肺に感染することによって引き起こされる炎症ですが、過敏性肺臓炎はそれ自体病原性や毒性を持たないカビや、動物性蛋白質などの有機物・あるいは化学物質などを繰り返し吸い込んでいるうちに肺が過剰反応を示すようになり、アレルギー性の炎症が生じて引き起こされます。
過敏性肺臓炎の症状は発熱や咳・呼吸困難感・だるさなどです。喘鳴(呼吸のたびにぜいぜいする)を伴う方も多く、レントゲン写真上は淡い炎症像を認めます。
抗原の多くは患者さんの自宅や職場に潜んでいるため、その環境から離れると症状が軽快・消失し、再びその環境に戻ると悪化します。
このような状態が続くと肺に繊維化と呼ばれる不可逆的な変化が生じ、慢性的な咳や呼吸困難感で悩まされることになります。
日本でよくみられる過敏性肺臓炎には以下のものがあります。
①夏型過敏性肺炎:高温多湿になる夏季に発症しやすく、冬季にはみられません。湿気の多い古い家屋を好むトリコスポロンというカビが抗原です。
②農夫肺:北海道や岩手県などの酪農家にみられ、干し草のなかの好熱性放線菌というカビが抗原です。
③換気装置肺炎(空調肺、加湿器肺):清掃を怠ったエアコン(空調)や加湿器に生じたカビ類を吸い込むことによって発症します。
④鳥飼病:鳩やインコなどの鳥類を飼育している人、あるいはその周囲で暮らしている人に発症します。抗原は鳥類の排泄物にふくまれる蛋白質といわれています。
⑤職業性の過敏性肺炎:キノコ栽培業者がキノコの胞子を吸入して生じる過敏性肺炎やポリウレタンの原料であるイソシアネートを吸入して生じる過敏性肺炎などが知られています。
北海道では農夫肺・キノコ栽培者の肺炎が多いです。
治療法は抗原からの回避とステロイドホルモン剤です。
頻度の高い疾患ではありませんが熱や咳などの症状が繰り返される方は過敏性肺臓炎を起こしていることがあります。
気になるにおい…わきと足のスキンケアと治療
わきや足などにおいの気になるにおいのスキンケアは、まず、汗に対するスキンケアです。
汗はエックリン腺トアポクリン腺から分泌されますが、アポクリン腺からたんぱく質や脂質がたくさん含まれた汗が出ます。
その汗の成分が肌の表面で肌に居る細菌に分解されて独特の臭いにおいを発生させます。最近は、わきや足に適量のデオドラントクリーム塗ったりスプレーするだけで長時間効果があるスキンケアが行われています。しかし、においが強く気になる方や根本的な治療をお望みの方には多汗症や腋臭症の治療があります。
形成外科・美容外科で行なわれている多汗症と腋臭症の治療方法には
- 絶縁針を使用した電気凝固法(自費適用)
- ボツリヌスA毒素による治療方法(自費適用)
- クアドラカッターによる吸引法(自費適用)
- 剪刀法(保険適用)
があります。(1)電気分解法と(2)ボツリヌスA毒素による治療方法は日常生活に支障なく、誰にも治療したことが分からない、短時間(10~30分)で治療可能な方法です。
よく言われているプチ手術的方法なので、改善度や効果期間が限定されます。
(3)クアドラカッターによる吸引法、(4)剪刀法は手術後の創固定期間がありますが、長期間治療効果が安定していることがメリットです。
(3)のクアドラカッターによる吸引法はわきに7mm程度の非常に短い切開を入れ、高速回転するカッターが装着された吸引管にて、汗腺を切除吸引する方法です。
手術的治療方法として、固定期間4~7日と短く、安定した効果があり、傷跡が1cm以下と目立たないことが大きなメリットです。
(4)の剪刀法は以前より行なわれている方法でわきに3~5cmの切開を1~2ヶ所を入れ、汗腺を切除する治療方法で、傷跡が目立ちます。創の固定期間は10~14日必要です。多汗症・腋臭症の治療方法はいろいろな方法があり、カウンセリングを受けた上、生活実情にあった治療方法を決めることが大切です。
歯並びを悪くする癖
赤ちゃんがおっぱいを吸う姿は、かわいいものです。
赤ちゃんでは、歯が無いことにも関係しておりますが、舌を丸めながら、突き出し、乳首を包むように飲んでいます。
しかし、大人の場合には水を飲むときには、一度口の中にためて、唇を閉じ、歯をかみ締めて舌と上あごの間を絞り込むように、のどまで運びます。
赤ちゃんの飲みかたは、弱い力でも可能ですが、大人のように飲むには、ある程度、口からのどにかけての筋力と調和した動きを習得しなければできません。
それだけ高度な機能ともいえます。
しかし、大人でも幼児のような、舌の使い方をする人も、たまに居ます。つばを飲み込むときに、上と下の前歯の間に、舌を挟んだり、タ行の音を出すときに、英語で言うTHの発音になってしまう方や、舌っ足らずといわれるようなしゃべり方をされる方には、このような可能性があります。
このような癖を持つ方の場合には、奥歯をかんでも、前歯が開いてしまう開咬(かいこう)と呼ばれる不正咬合(こうごう)が起きます。
●舌訓練法(タングトレーニング) 歯は、硬い骨の中から生えてきますが、最初から、位置が決まっているわけではありません。
口の中に出てから、舌やほっぺたなどの筋力の強さによって、その位置が決まってきます。
また、上の歯とぶつかることにより、その位置が安定して収まります。
つまようじや、パイプなどにより、位置変化を起こすことも良く見られることです。
変な癖が付いている場合には、舌の訓練をして、よりよい口の動きの調和を促す方法も良くとられます。
舌やほっぺたなどの弱そうな筋肉を反復練習して鍛えます。
こうすることにより発音が良くなったり、口から食べ物をこぼすことが少なくなったりしますし、前歯がかみ合わない開咬も直ってきます。
インフルエンザが流行中です
秋口からの例年にない手足口病や伝染性紅斑の流行の後、インフルエンザの流行が早々とやってきました。12月にこれだけの規模で流行がみられるのは、2009年の新型インフルエンザが流行して以来のことです。
感染症情報センターや札幌市衛生研究所などの情報を見ると、現在、北海道の多くのところで流行しているのはA型H1pdmといういわゆる新型インフルエンザと同じタイプのウイルスです。簡易的に調べるものを使っても、函館近郊では流行の始まりから一貫して同じタイプのものがはやっているようです。
今年のインフルエンザの症状の特徴は? とよく言われますが、実際にはあまり違いを見ることは少ないものです。急な発熱とぐったりした様子、発熱のあとに咳や鼻水が出てくるのが一般的なインフルエンザの経過です。今年は、12月になってから胃腸炎の症状を伴う方がちらほら見えていますが、型が違ってそのような症状が出ているというわけでもないようです。
ワクチンに勝る予防法はありません。今年はワクチンを1回接種したり、ワクチン接種ができないでいたりする間にインフルエンザに罹(かか)ったお子さんが多くいます。インフルエンザワクチンには4つのタイプのインフルエンザに効く成分が入っていますので、たとえ1回罹ったとしても、予定しているワクチンはそのまま受けるようにお願いします。インフルエンザに罹った後、すぐにはワクチン接種ができないことが多いので、予定している病院とよく相談の上、ワクチンを続けるようにしてください。
流行を止めるためには熱が出た日から5日間(熱が出た日に5を足した日まで)は仮に熱が下がったとしても家にとどまっていることです。保育園・幼稚園の登園は熱がない日を3日間、小学生以上の登校は熱がない日が2日間ないとできません。この期間は必ず守ってください。
今年のインフルエンザワクチン情報
今年も、インフルエンザワクチン接種の季節になりました。 昨年は、例年のような季節性のもの、ではない新たな「新型インフルエンザ」の世界的な大流行があり、新型インフルエンザと季節性インフルインフルエンザの2種類のワクチンがあったうえに、接種対象者の優先順位が決められていたため、大変混乱しました。 しかし、今シーズンのインフルエンザワクチンは、季節性A香港型・季節性B型・新型の3種類の混合ワクチンとなるので、1回のワクチン接種ですむことになります。 また、今シーズンは、国が定めた接種の優先順位もなくなりましたので、どなたでも接種できます。 インフルエンザウイルスは、毎年のように変異しながら流行しますので、ワクチンは、毎年そのシーズンの流行を予測して製造されます。 また、インフルエンザワクチンの発症予防効果は、接種後2週間からおよそ5ヶ月間とされています。 したがって、年齢に関わらず、毎年接種することをお勧めします。
日頃からの耳掃除の必要性
当たり前のことですが、耳あかが詰まっていると鼓膜の所見がとれません。
鼓膜が赤くなっていたりはれたりしていれば急性中耳炎と診断されます。
これは耳痛と発熱の原因で、多くの場合小児に見られるごく一般的な疾患です。 耳あかが詰まっていれば、診断をつけるためにまずそれを除去することから始めなければいけません。
小児の中耳炎は夜間に多く、よく眠れず、不機嫌なぐずついた状態で翌日受診する場合がほとんどです。
子供も非協力的で、おまけにおびえていますので、暴れるわ泣きわめくわでなかなか耳あかを取らせてくれません。
看護師さんに押さえつけられながら四苦八苦しての操作になります。 鼓膜の所見をとるためには何としても耳あかを取らなければならないので大仕事です。
診察室は断末魔の戦場と化してしまいます。
抱っこしているお母さんも汗だくになり、泣きだす方もおられます。
日ごろから耳掃除をしていてさえくれれば簡単に診断がつきますから、こんな苦労はしなくて済むのです。 日ごろ家庭でできる耳掃除のポイントは前にお話しましたが、できることならば定期的に(2~3カ月に1回)耳鼻科で耳の穴を見てもらうようにしておきましょう。
耳症状のない時であれば子供も協力的に診察を受けてくれますし、日ごろから耳鼻科に来院して、痛いことをされないんだという意識を持たせておくことになります。
簡単な処置で清潔にしておくこともでき、耳の病気の予防早期発見にも役立つでしょう。 耳痛は突然、あっという間に起きてしまいます。
耳痛イコール急性中耳炎とは限りません。
しつこいようですが、鼓膜所見をとらずして急性中耳炎と診断することは感心できません。
痛ければ鎮静剤を処方すればいい、という安易な考えは後日、反復中耳炎や難聴を引き起こす危険性をはらんでいますので、かならず耳鼻科専門医を受診してください。
また、子供の風邪の初期症状、つまり鼻水が出ていたりのどが痛かったりしたならば、まず最初に耳鼻科を受診するようにしてください。
ぜん息や肺炎などは耳鼻科ではお手上げですので小児科内科を紹介します。 さて、話を元に戻しますが、日ごろから耳掃除をしていれば、いざという時スピーディーに耳の病気の診断が可能であり、お互い気まずい思いをしなくて済むことになるのです。
近視のレーザー手術
最近、テレビや雑誌などの特集で目にする機会も多くなりましたが、数年前、タイガー・ウッズやブラッド・ピット、日本の芸能人なども受けて話題になった屈折矯正手術(近視のレーザー手術)について今回お話しいたします。
エキシマレーザーを用いて角膜を削るというレーザー手術は、大きく分けて2種類の方法があります。一つはPRKと呼ばれるもので、角膜表面の角膜上皮をレーザーで蒸発させた後、近視の度数に合わせてレーザーを照射する方法です。もう一つはレーシック(LASIK)という方法で、PRKの欠点である手術後の痛みや、視力回復に数日かかってしまう点を改善するために考えられた方法です。レーシックはケラトームという器具を用いて知覚神経のある角膜上皮に影響を与えないようにフラップを作り、その下の角膜実質にレーザーを照射します。そのため手術後の痛みがほとんど無く、視力の回復も早く、当院でも手術翌日に1.0前後の視力が得られる方が多いようです。
気になる費用ですが、残念ながら自由診療のため健康保険の適用が認められておらず、全額自費となってしまいます。医療機関によっても違いますが、函館では片眼10万円~15万円位で受けることが出来ます。
対象は、一般に20歳前後から50歳代ぐらいの近視をはじめ遠視や乱視の方も適用となります。但し、術前に眼科専門医による精密検査を行い、適用となる条件を満たして初めて手術となります。興味のある方は、手術をできるかどうか検査をしてから考える事をお勧めいたします。
視力の悪い人であれば、一度は眼鏡・コンタクトレンズのわずらわしさから開放されたいと夢見たことありますね。その夢をかなえてみませんか?
ワクチンを受けましょう
こども達は病気と闘うにはとても弱い立場にあります。生後6カ月、お母さんからたっぷりもらった免疫がなくなるころから、ウイルスや細菌に曝(さら)される度に自分の力で一つ一つを克服して大きくなっていきます。多くは自分の力で克服できますが、あるときには病院にいってウイルスや細菌を退治してくれる薬を飲んで克服することもあるでしょう。病気にならないで済むのであれば、それにこしたことはありません。そのために行うのがワクチン投与です。
ポリオはワクチンの普及によって全世界でほぼ制圧できつつあります。 BCGは結核の中でも重症な髄膜炎(ずいまくえん)や骨髄炎(こつずいえん)には大変有効です。
百日咳(ひゃくにちせき)はこどもでは脳症を起こすなどその合併症はあまり知られていませんが、一歩間違えると死に至る病です。ジフテリアや破傷風(はしょうふう)はワクチン投与を行わなければ自然に免疫を得ることはできません。
麻疹(はしか)はアメリカやヨーロッパではほぼ制圧できている病気ですが、日本やアジアでは散発的に発生しています。最近は、お誕生日に麻疹ワクチンをというキャンペーンでずいぶんと発生数が減り、今年はおそらく100以下の発生になるものと思われますが、百日咳と同様にこどもにとって罹(かか)ってしまうことが危険な感染症であるのは変わりません。 風疹は流行すると赤ちゃんに先天性風疹症候群という重い障碍(しょうがい)が出ることがあります。男の子もワクチン投与を受けるようになり、その発生は劇的に減りました。みずぼうそうは予防すると将来の帯状疱疹の発生が減るのではないかと期待されています。
おたふくかぜは合併症に不治の難聴があり、ワクチンでぜひ予防したいものです。
10月から11月はインフルエンザのワクチンを受けなければと思う保護者の方が多いと思いますが、この機会を利用して母子手帳を確認して受けていないワクチンがありましたら、ぜひ受けるようにしてください。任意のワクチンはお金がかかりますが、失った有給休暇と賃金よりははるかに安いものです。
ペインクリニックでは、痛みに対してどのように改善しますか?
原因不明の痛みや慢性的な疼痛に対して
その悪循環を断つのがペインクリニックです
痛みを伴う疾患はさまざまありますが、原因がわからずあきらめていた慢性疼痛でも麻酔科(ペインクリニック)を受診することで改善する疾患は多くあります。 たとえばピリピリ、ゾクゾクといった神経痛のような痛みを伴う帯状疱疹(たいじょうほうしん)の場合、消炎鎮痛剤で痛みが治まるのが普通ですが、ごくまれに、普通の薬では痛みがとれないことがあります。
原因は子どもの頃に水ぼうそうにかかり、そのウイルスが死滅しないまま神経節に残り、免疫が落ちてきたときに再び現れて痛みを伴ってしまうのです。
抗うつ剤などのほかの薬剤や、局所麻酔薬を神経幹に作用させ、神経経路の一部の伝達を遮断する神経ブロックなどを併用することで改善することが可能です。 帯状疱疹は一時的に改善しても、発症後半年以上経過すると慢性的な痛みとして残ることもあります。
帯状疱疹後神経痛といわれるもので、帯状疱疹初期の痛みの強い段階から、痛みをとる適切な治療を行うことで予防することができます。 全身や部分的な慢性の疼痛を伴う線維筋痛症では、検査をしても原因がわからないということも多く、実は痛みを自然に止める疼痛下行性抑制経路が弱くなっていたために痛みが出現したという場合もあります。
また慢性の頭痛には、血管が原因の片頭痛や、筋肉の緊張が原因の緊張型頭痛、頸椎の異常からくる頸椎性頭痛もあります。 このように痛みにはそれぞれ個人差があります。
その原因がどこから起因しているのかをしっかりと探し、きちんと判断しなければなりません。
場合によっては日常のストレスから痛みを発することもあります。 慢性的な疼痛は気温や天候にも左右され、天気が崩れる日は痛みを伴うことが多いようです。
また痛みのために、夜中なかなか寝ることができないという人もいます。
改善してよく眠れたという人も多く、痛みはあきらめないで早期に受診することをお勧めします。









