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アカントアメーバ角膜炎

眼科2014/08/25

 アカントアメーバ角膜炎の主な特徴的な症状は、眼の痛みで、涙がたくさん出ます。両眼に起こることもありますが、通常は片眼のみに起こる病気です。また、目やには軽度ですが、白眼の充血が非常に強くなります。

 感染初期の視力低下は軽度ですが、進行すると次第に重度の視力障害になることもあります。

 主な原因は、アカントアメーバで汚染されたコンタクトレンズや、コンタクトケースを使用していることによります。
アメーバは眼の表面の角膜の小さな傷から眼の中に入り込み感染します。

 診断は、角膜の傷になっている部分をこすって、顕微鏡でアカントアメーバを見つけます。

 アメーバに対する特効薬がないため、消毒剤、抗真菌薬を使用しますが、それに加えて感染した角膜表面を何度も削る治療を行う必要があります。
根治には何カ月もかかることもあり、治らなければ角膜移植を行う場合もあります。

 そのため、アカントアメーバ角膜炎は予防することが非常に重要です。

 コンタクトレンズの使用期間を守る、汚染したコンタクトレンズケースは早めに取り替える、異常を感じた際には早めに眼科を受診する、眼鏡とコンタクトレンズを併用することが大切です。

 コンタクトの不適切な使用はアカントアメーバ角膜炎の原因の多くを占めます。

 2週間交換型のソフトコンタクトレンズと、洗浄や保存などが一つでできる液体だけでアメーバを完全に死滅させることはありません。

 レンズのこすり洗いとすすぎを適切に行い、コンタクトレンズケースは乾燥させ、定期的に交換することが予防に重要となります。


Text by 江口眼科病院 長野 哲道( 2014年8月25日 「北海道新聞夕刊」掲載)

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