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顎関節症(がくかんせつしょう)について

歯科2015/07/06

 顎の関節や筋肉の違和感や痛みの症状を総称して顎関節症と言います。
近年顎関節症は増加しており、若年層の方に増えてきています。
これは最近の軟らかい食べ物の食生活によってかむ力もかむ回数も少なくてすむため、筋肉が衰えてしまい顎関節の動きをしっかり支えることができずに顎関節症が発症しやすいのです。
顎関節症の原因としては、くいしばり、歯ぎしりによるブラキシズムと言われるものや、頬杖をつく癖や、左右一方で噛むくせがある偏そしゃくなどが原因とされています。
顎関節症の状態として最も多いのは、顎関節内にある関節円盤とよばれるクッションが前方にずれることで起き、音が鳴る状態でさらに進行すると痛みが出る場合もあります。
治療方法としては、スプリントと言われるプラスチックの板を歯列全体にかぶせる保存的な治療が一般的です。


Text by 吉田歯科口腔外科 勝又 譲( 2015年7月6日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

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