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加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)

眼科2017/02/27
  • ものや景色がゆがんだり小さく見えたりする(変視症・小視症)
  • 最近視力が落ちた気がする
  • 色の感じ方が以前と違う、色の違いがわかりづらい(色覚異常)

このような症状を自覚したことはありませんか?

もしかしたらそれは「加齢黄斑変性」の初期症状かもしれません。

加齢黄斑変性とは網膜の中心部に異常が起きる疾患で、加齢や酸化ストレス、喫煙などさまざまな因子が発症に関わっていると考えられています。
放っておくと視力低下することもある怖い病気で、世界的には視覚障害の上位に位置します。

実際に視力が低下するまで進行した人の割合は人口の約1%程度ですが、網膜に前駆病変を持つ予備群は人口の実に約10%に及ぶと報告されています。

検査は視力検査、眼底検査、視野検査、光干渉断層計検査、蛍光眼底造影検査等、個々の患者の状態に合わせて検査を行います。

眼底検査は瞳孔を広げる薬を点眼するため、薬の効果で数時間程度見づらさが出現します。
そのため来院時は車の運転を控え、他の交通手段で受診することをお勧めします。

外来での治療は眼の中に薬剤を注射したり(硝子体注射)、病変部にレーザー治療を行ったりします。

タバコは病気を悪化させるため、禁煙をお勧めしています。

また加齢黄斑変性の予備群と考えられる方には、予防のための薬(サプリメント)の内服を勧めることもあります。

少し前までは有効な治療が少なかった疾患ですが、現在はいい薬が日本でも導入されたため薬剤のみで病気の進行を抑制し、失明を予防できる機会も増えてきました。

しかし早期発見、早期治療が大事なのはどの疾患も共通ですので、冒頭に挙げた症状に心当たりがある方はお近くの医療機関に相談してみてはいかがでしょうか。


Text by 江口眼科病院 根本 穂高(ほたか)( 2017年2月27日 「北海道新聞夕刊」掲載)

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