お肌の老化予防と美肌を維持するための『メディカルエステ』エレクトロポレーション/ソノフォレーシス
痛みなく、高分子のアミノ酸、胎盤エキスなどを導入することができるエレクトロポレーションとビタミンA、ビタミンCなどを導入することができるソノフォレーシスが、お肌の老化予防と美肌を維持することで注目されています。
30~40代の女性に多く見られるシミシワの原因は紫外線、老化などがありますが、多くの方に女性ホルモンのアンバランスや肌のビタミン、ミネラルの不足が関係しているといわれています。
エレクトロポーションやソノフォレーシスを施行することによってお肌の栄養環境が変わり、顔全体、特に冬の目の周囲のしみ、しわ、乾燥に効果があります。
また、光治療やレーザートーニングなどのシミシワの治療前や治療後にエレクトロポレーションやソノフォレーシスを行うと、より良い効果と治療後の効果の持続が期待できます。
コンタクトレンズ(CL)の装用で注意すべきことは何ですか?
コンタクトレンズ(CL)はペースメーカーと同じ高度管理医療機器です!
現在CL装用人口は2000万人を超え、日本人の6人に1人はCLを使用していることになります。
わが国にCLが普及して50年がたち、近視用のほかに、遠視・乱視・老視用のCLも種類が豊富になったため、若い人ばかりではなく、すべての年齢層で増加しています。 実は、CLは心臓に入れるペースメーカーと同じ高度管理医療機器なのですが、簡単な物と同様に扱っている人が多いのが現実です。
インターネット購入や、無認可のカラーCLを洋服屋で購入している人などは重症な角膜障害を起こして痛みが出てから初めて眼科受診をする人もいます。 CLと眼鏡の大きな違いは、CLは目の中に入り、角膜に直接触れているということです。
角膜が必要とする酸素は涙を介して空気中から供給されます。
ですからCLを装用すると涙が角膜とCLに挟まれることになり、眼鏡の人に比べて、角膜は酸素不足になりやすいのです。
さらに、自分の角膜の形にあっていないCLや、つけっぱなしで期間を守らず使用したりすると、角膜に取り込まれる酸素が不足して角膜障害が発症します。
角膜上皮がはがれると大変な痛みを感じます。
また、傷から細菌が入ると重症の眼内炎になり、ひいては失明にいたることさえあります。
CL使用者はこれらのことを知って正しい使い方を守ってほしいと思います。 眼鏡店の中では、眼科医ではなく他科の医師の免許を使い診療ブースを開設している所もありますので、CLの診療は正確な知識がある眼科医のもとで受けてください。 正しい使い方をすれば、CLは大変便利なものです。
特にソフトCLでは、激しい運動でもずれにくく、くもらず、視野が広いという利点があり、スポーツ時には最適です。
近年はシリコンハイドロゲルという新しい素材のソフトCLが発売され、涙からでなくても酸素が通る素材なのでより安全に使用できるようになりました。
ほかにも、乱視や老眼にも対応できる色々な種類のソフトCLがあります。 また、強い乱視や円錐角膜などで角膜の形に強いゆがみがある場合はハードCLで角膜表面の形をしっかり覆い矯正することによりはっきり見えるようになります。 現在のCLは素晴らしい品質で、あらゆる人に対応できるほど種類も豊富です。
レーシック手術を受けてしまうと老眼年齢(40代後半)になってから辛い思いをします。
流行のレーシック手術を受ける前に、年齢に合わせてCLを着替えていくことも考えましょう。
寒くなると涙目? 乾き目?
冬場は空気が乾燥してきますが、それに加え暖房を入れるとなおさら室内の空気が乾燥してきます。
そうすると目が乾く、ショボショボするという患者さんが急に増えてきます。
乾き目=ドライアイの患者さんには2種類あります。
涙が根本的に少ないタイプと涙は普通の量なのに乾き目になってしまうタイプです。 前者はシェーグレン症候群と呼ばれ、涙の他に唾液も少なくなって口も渇く病気です。
治療は、ヒアルロン酸や人口涙液といった点眼液をさして水分を補充して、目頭にある涙の下水の入り口=涙点(るいてん)にプラグという詰め物をして少しでも涙が目にたまるようにしてあげます。 後者は結膜弛緩症(けつまくしかんしょう)と言って、白目の表面の皮=結膜がだぶついてくることによって涙が目の表面で安定しなくなり蒸発しやすくなってしまうという病気です。
治療は、だぶついた結膜を引っ張って伸ばして縫い付ける手術をします。「EYES CURE(アイズキュアー)」というドライアイ用のメガネも有効で す。
スキーのゴーグルのようにレンズ・フレームと顔の隙間を埋めるパッドがあり涙の蒸発を防いでくれます。
また、加湿器の役目をする水タンクが付いて目を潤してくれます。 逆に冬場は涙目になるという患者さんも増えてきます。
先に挙げた涙点が小さくなってしまう病気~涙点狭窄症(るいてんきょうさくしょう)の患者さんは、冷たい風に当たると涙が増え、それが目の外に捨てられなくなるので涙があふれてしまうのです。
また、涙点だけではなく、目頭から鼻にかけて通っている涙の下水管=鼻涙管(びるいかん)自体がつまってしまっている病気もあります。~鼻涙管閉鎖症(びるいかんへさしょう)。
これらの場合、まず涙を減らす目薬を使ってみますが、効き目が少ないようならば、涙点切開術や涙道チューブ挿入術などの涙目の手術をする必要があります。
放っておくと恐い糖尿病網膜症(とうにょうびょうもうまくしょう)
生活習慣病である糖尿病は患者数が近年急激に増加していて、国内の糖尿病及びその予備軍を含め1620万人存在するといわれています(厚生労働省調べ)。視力障害、腎障害、神経障害といった三大合併症が知らないうちに体を蝕(むしば)んでゆく恐い病気なのです。
その合併症のなかで視力障害を起こす糖尿病網膜症は糖尿病の患者の実に40%を占めるといわれています。網膜は眼の奥にあり、物を見るのに大切なカメラのフィルムに例えられる所です。そこには小さな血管が密に存在していて、糖尿病で高血糖状態が長く続くと血管に負担がかかり、やがて機能障害を起こしてくるのです。
さて、糖尿病網膜症には大まかにいって三つの病期があり、初期は単純網膜症、前増殖網膜症、最終的には増殖網膜症に移行してゆきます。初期は自覚症状がほとんどありません。病期が進行するにつれて視力低下、物が歪(ゆが)んで見えたりする、目の前に何か飛んで見えるような飛蚊症(ひぶんしょう)といった自覚症状が出てくることがあります。早い段階で糖尿病網膜症を発見できれば進行を食い止められますが、かなり進行して硝子体(しょうしたい)出血や増殖膜が形成され、網膜を引っ張ることによる網膜剥離(もうまくはくり)を起こしているときには手術治療が必要で、最悪の場合、失明の危険性もあります。
治療は、経過観察、内服薬服用、レーザー光凝固、硝子体手術などが行われます。治療方法は病期により違います。はっきりと言える事は、早い段階であれば入院の必要のない簡単な治療で済むということです。
糖尿病は安定させることはできても、完全に治すことのできない病気です。よって、一度糖尿病と診断されたら、眼の自覚症状の有無に関わらず、定期的に眼科を受診されることをお勧めします。
メディカルスキンケア2011 美肌・アンチエイジングは三位一体 外からのケア、中からのケア、心のケア
老化による『しみ・しわ・たるみ』の治療は、レーザー治療、光・高周波治療、シルエットリフト、ピーリング、クリーム、ジェルなどの『外からの治療』、サプリメント、点滴治療を併用することで効果的な栄養素を直接送り込み、外からの治療効果がより一層改善される『中から治療』、また、ヘム鉄、アミノ酸、ビタミンB群を中心にしたストレスに耐える体づくりをする『心のケア』が大切です。ストレスは、血液中のアミノ酸、リンパ球を減少させ、肌の抵抗性を低下させ、肌を乾燥させ、そしてアトピーを悪化させ、肌の老化を加速させるからです。 現在行われている老化による『しみ・しわ・たるみ』の治療、レーザートーニング、フォトフェイシャルなどのレーザー・光・高周波治療は、すぐに化粧ができ、痛みが少ない施術です。併用する美肌の点滴療法では、ビタミン、ミネラルに加えプラセンタ『人の胎盤から抽出した各種アミノ酸、酵素、核酸など細胞活性因子』を追加してさらに大きな効果を得ています。 こんな所が気になる方に
- 不規則な生活による慢性的栄養不足の方
- お肌のトラブルが気になる方で、仕事が忙しく時間がない方
- 最近疲れやすく、お肌の老化が気になる方
- その他いろいろ試してなかなか効果が見られない、上記の疾患で悩んでいる方
通常、週に1回ペースで継続されることが理想です。所要時間は30~60分程度です。 ワンランク上の美肌治療は、サプリメント外来に基づくヘム鉄、アミノ酸、ビタミンB群、コエンザイムなどの服用、高濃度のビタミンC、ミネラル、細胞活性因子の点滴療法と同時に、しみ・しわのIPL(光)・RF(高周波)・レーザートーニング治療でストレスによって疲れた肌の免疫能力を改善させるメディカルスキンケアと肌老化予防の時代です。
受験シーズン到来、うちの子は大丈夫?
センター試験も終わり、受験モード真っ最中のお子さんも多いでしょう。
これからの時期は、お子さんの受験・就職はもちろん、親も転勤・転居と生活環境が大きく変化してきます。
その中で、ストレスのため新しい生活環境に対応できず、様々な病気になってしまうことがあります。
今回は、原因不明の下痢や便秘、又は両方を長期間繰り返す病気「過敏性腸症候群」のお話です。
今や、5~10人に1人が、悩んでいるといわれているこの病気は「下痢型」、「便秘型」、下痢と便秘を交互に繰り返す「混合型」の3つに分けられます。
下痢型は 男性、便秘型は女性に多くみられ、10歳代~40歳台の比較的若い世代にかかるケースが多く、風邪や食あたりによる腸炎とは異なり、なかなかな改善しにくいことが特徴のひとつです。
主にストレスが原因とされ、例えば、受験が終ると症状が改善してくるなど、何らかのストレスがなくなることで改善される場合がありますが、実は、自分自身ストレスを感じていないにも関わらず、「過敏性腸症候群」となる方もいます。
そのほとんどが、不規則な生活習慣が原因となっています。
適度な運動、規則正しい食事・排便習慣、良質な入浴、睡眠など、本人自身で少しずつでも改善することがとても重要です。
治療は、このような生活指導のほか、整腸剤や下剤、ストレスの状況によっては安定剤などを処方します。
腸の運動をコントロールする「セロトニン」の働きを抑える内服薬も、新しい治療法の1つです。
また、最近の研究では、感染性腸炎との関連も指摘されています。
それは、過敏性腸症候群の患者さんの多くが、過去に感染性腸炎にかかった経験があり、それが原因で腸粘膜に微細な炎症を引き起こしたり、腸内細菌のバランスを破壊することで、炎症がない人には問題とならないストレスでも、下痢や便秘の症状を引き起こすことがあるといわれています。
今後、これらの研究が進むと、また、今までとは異なった治療法が確立されてくる可能性も大きいでしょう。
下痢や便秘などの自覚症状はあっても、重要視せず病院へ行かないことも多いと思いますが、軽症の段階で適切な治療をすると改善も早く、様々な合併症を防ぐことが出来ます。
また、大腸ポリープ・クローン病・潰瘍性大腸炎・痔、進行した大腸がんやすい臓がんでも、同様の症状が続くことがあるので、十分な注意が必要です。
緑内障は中途失明原因の第1位、早期発見を!!
緑内障は、眼圧が高いことにより、視神経が圧迫されて枯れていき、見える範囲が狭くなってしまう(視野が欠ける)病気です。緑内障は進行性なので、残念ながら、一度失ってしまった視野は元に戻すことができません。そんな大変な病気なのに、実は自分では、ほとんど気付きません。なぜならば、視野が欠け始めていても、もう片方の目が助けてくれているために、自覚症状が出るころには、かなり視野が狭くなっています。ですから、早期発見がとても大切なのです。
緑内障にはいろいろなタイプのものがあり、正常な眼圧であっても、その人にとっては、視神経が圧迫を受け、視神経が枯れていくタイプもあります。これを「正常眼圧緑内障」と言います。眼圧が高いタイプと違い、眼痛やかすみ目などの症状を伴わないため、発見されていないことが多くあります。実は、日本人はこの「正常眼圧緑内障」が多いのです。40歳以上の20人に1人という高い割合です。
緑内障の診断には「眼圧・視野検査・眼底検査」の三つが重要です。眼科医による総合的な判断で治療を開始します。緑内障と診断されても、眼圧を下げることによって、視野が欠けていくスピードを遅くすることができます。
緑内障は、治療の効果を実感できない病気なのですが、緑内障と診断された方は、自己判断で治療を中断しないようにしましょう。放置すると確実に、徐々に視野は狭くなっていきます。定期的に医師の診察と検査を受け、自分の目の状態を知っておきましょう。
一生涯、見える目で暮らすために、早期発見・早期治療が最も大事な病気です。
痛い検査は一つもないので、早期発見のために、気軽に眼科を受診してください。
不正咬合は治療する必要があるの?
不正咬合(悪い歯並び・かみ合わせ)は、治療する必要があるのでしょうか?
放っておいてはいけないのでしょうか?
一般的に不正咬合は次のような問題を引き起こす可能性があると言われています。
①虫歯や歯周病
②口臭
③顎関節症(あごの病気)
④歯ぐき・粘膜・舌を傷つける
⑤発音不明瞭
⑥肩こりや頭痛
⑦コンプレックス(恥ずかしくて笑えない)
など…。
一方で歯並び、かみ合わせは悪いが虫歯もないし、今のところ不便は感じていない、という方もいると思います。
しかしながら油断は禁物です。
歯並びも人間の体の一部、常に変化しています。お子さんの時期は成長、大人になると老化という変化が生じます。
年齢を重ねていくうちに不正咬合はさらに崩れていく傾向にあり、悪くなっても良くなることはありません。
中高年以降は歯周病にもかかりやすくなり、不正咬合が悪化し、それが歯周病を悪化させるという悪循環におちいり、体調不良や全身の病気の引き金となったりもします。
また、不正咬合がひどいとしっかりとした歯科治療が受けられないこともあり、歯の寿命を短くしてしまう可能性がありますので注意が必要です。
若い頃はあまり気にならない不正咬合でも、年齢とともに悪化し、虫歯や歯周病などお口の中の病気ばかりではなく、全身の病気のキッカケとなるかもしれないことを知っておく必要があります。
「生活の質」を上げ、健康で快適な人生を送るには正常で健康な歯並び、かみ合わせであるということは非常に重要なことです。
歯並びは一生を通して変化するものです。
それゆえ、今現在歯並びやかみ合わせがあまり気にならない方でも、お口の中に関心を払い、できれば歯科医院へ定期的に通院し、虫歯・歯周病予防に努め、歯並び、かみ合わせの維持に努めることが望ましいです。
また、歯並び、かみ合わせに不安や疑問をいだいている方は、一度矯正歯科医院にご相談されることをお勧めします。
道南エリアで唯一の矯正専門歯科 「見えない(目立たない)矯正」が好評
自分の家族に対する思いと同じ気持ちで、真心をもって診療にあたることをモットーに、2000年に開院した「ふるた矯正歯科」。
道南地区では唯一の矯正歯科専門の歯科医院で、今年開院10年の節目を迎える。
道南の矯正専門歯科
同医院は、ダイエーやトライアル(旧カウボーイ)などの商業施設が集積し、函館のベッドタウンとして発展の著しい北斗市東部に位置する。
矯正専門歯科医院でのきめの細かい矯正治療を希望する患者が、函館市や北斗市のみならず道南全域から訪れている。
古田樹己院長は、「押しつけの医療にならないように、患者さんとの対話を大切にしながら、わかりやすく、そして患者さんの立場にたった診療を心がけています」と話す。
見えない(目立たない)矯正
矯正治療に対する一般的なイメージとして、矯正装置は目立つものと思っている人が多いが、同医院では、見た目を気にする人のために「見えない矯正(裏側矯正・舌側矯正)」や「目立たない矯正」に対応している。
これによって装置が目立つという理由から矯正治療に踏み切れなかった患者が数多く受診しており、治療を終えた多くの患者からも好評を得ている。 「お子さんでも大人でも治療のタイミングを逃すと問題をこじらせてしまうことがあるので、歯並び、かみ合わせが気になり始めたら、早めに経験豊富な矯正歯科医を受診することをお勧めします。
まずは気軽にご相談ください」(古田院長)
土日診療・完全予約制
平日の通院が難しい患者のために土日診療を行っているのも同医院の特徴のひとつで、週末しか休みの取れない人、遠方からの人などが多く訪れる理由のひとつになっている。
さらに完全予約制により、患者一人ひとりに十分に時間をかけ、丁寧かつ質の高い治療の提供に努めている。
とくに古田院長は常日頃から学会やセミナーにも積極的に参加するなど、最新の治療を提供するため日々研鑽を積んでおり、患者の信頼にもつながっている。
また、矯正治療は基本的に自費診療となるため、患者の負担を考えて長期にわたる分割支払いにも対応し、多くの患者に喜ばれている。
「医療人として患者さんの幸せにどれだけ寄与できるかを最も大切に考えて診療を行っています。
これからも道南の皆さんに愛される矯正歯科医院を目指します」と古田院長は真摯に話す。
胸の痛み、それをどう伝えていますか?
「先生、昨日の夜テレビを見ていたら突然胸が痛くなりました。
すこしの間我慢していたらおさまったので、救急病院へは行かなかったのですが・・・」と、Aさんは不安な表情を浮かべながら今は痛くない胸をさすりました。
このAさんのように診察の時に既に症状が無くなっている胸痛は、しばしばその診断を難しくさせます。
このような一過性の胸痛をおこす疾患で一番重篤なものは狭心症です。
狭心症は心筋梗塞の前兆でもあり、その診断が遅れることは死亡への危険を高めます。
そのため、その胸痛の原因が狭心症であるか否かを鑑別することはとても重要になります。
狭心症は、胸痛が残っている間であれば心電図をとることですぐに確定診断がつくのですが、Aさんのように来院時にすっかり胸痛が消えている場合は、心電図だけでは判らないことが多いのです。
そのため、診断の決め手としてとても重要なのは、どんな性質の胸痛だったのかということです。
何をしていた時に発症したのか、安静時なのか動作時なのか、痛みの場所は胸のどのあたりなのか、背中や肩や下あごの痛みを伴ったのか、痛みは体位によって軽減しなかったのか、痛みの強さは冷や汗が出るほどの強い圧迫されるような痛みか、弱い違和感のようなものだったのか、動悸や眩暈(めまい)や息苦しさも伴ったのか、持続時間は数秒間か、数分間か、数時間か、などの情報が狭心症を強く疑わせるか否かを診断する鍵となります。
また、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙、肥満、メタボなどの生活習慣病があるかどうかも重要です。
このようにして診断された結果、狭心症を「強く疑われる人」は入院して心臓カテーテル検査(冠動脈造影)を受けることを勧められます。
その結果で冠動脈に高度な狭窄病変が見つかった場合は薬物治療の他にカテーテル(ふうせん、ステント)治療やバイパス手術などを受ける場合があります。
しかし、「強くは疑われない人」の中にも狭心症である可能性は少なからずあるため放置されることはとても危険です。
入院せずにできる冠動脈CT検査や運動負荷検査やホルター心電図などを行い、狭心症を否定してしまう事で大きな安心を得る事ができるでしょう。









