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健康な肌のためのサプリメント外来

形成外科2014/04/30

 肌のしみやくすみ、なかなか治らない肌のトラブル、難治性のニキビや湿疹などで悩んでいる方の中には栄養バランスが極度に悪い方が存在します。
また、極度のストレスで栄養状態が悪くなると免疫が低下して、一番外界と接している肌にトラブルが生じます。

 立ちくらみ、めまい、肩こり、頭痛、生理前の不調など症状のある方、肉や卵は食べず、豆腐や納豆など、野菜中心の方ダイエットのためスポーツをする方、またアルコールをよく飲み、口内炎ができやすい方は、鉄、たんぱく質(アミノ酸)、ビタミンB群の欠乏が予想され、これらの欠乏により、しみ、くすみ、難治性の肌のトラブルを起こすことがあります。

 サプリメント外来はこのような肌の症状があり、また日常生活で上記の症状がある方に対して血液検査を行い、栄養状態を判断して、その方にあった適切なサプリメントを提供します。
20歳代後半から40歳代の目の下のくすみや顔の色調の悪さに悩んでいられる女性の方は鉄やビタミンB群の欠乏が予想されます。

 また、ストレスが多く、眠れない方、自律神経が不安定な方はタンパク質(アミノ酸)、ビタミンB群の欠乏が予想されますが、より生理学的に判断するためには血液検査が必要となります。

 当クリニックでは栄養状態がよくないとスピード感のある治療はできません。

 砂漠に光を当てても草木が生えないように、オアシス化した状態で初めて草木は育ってくるのです。
『医食同源』とよく言われることですが、いろいろな治療においても栄養環境が悪いと迅速な良い結果は期待できないことがあります。

 『肌の状態で健康状態が分かる』、『健康状態を肌は表している』、バランスの良い食事を取らないと、健康如いては肌の状態も悪くなります。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2014年5月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

メディカルスキンケアと美肌点滴

形成外科2013/12/29

肌のトラブル『肌の荒れ・しみ・くすみ・しわ』を改善するためには、肌の表面だけの治療ではなく、体内に欠乏している『各種ビタミン、ミネラル』を同時に補給することでより早く効果が期待できます。
点滴によって成分がほとんど、血液にて細胞や組織に直接活性を与えることで、短時間に全身の新陳代謝が盛んになり効果が実感できます。
最近では、ワンランク上の美肌メディカルスキンケアは高濃度のビタミンC、ミネラル、プラセンタ(胎盤エキス)などの点滴療法と同時にしみ・しわのフォトRF治療(IPL・高周波)・レーザー治療(レーザーピーリング・レーザーフェイシャル)でストレスによって疲れた肌の免疫能力を改善させ、くすみのない美しい肌へのメディカルスキンケアと肌老化予防の時代です。
注目されている点滴療法のマイヤーズ・カクテルは、アメリカの開業医で広く行われている高濃度のビタミンC(4000mg)、ミネラルの点滴で、ビタミンB(B1、B2、B5、B6、B12)、ミネラル(Ca、Mg)を症状に応じて全身の細胞に直接送り込み、免疫改善、肌などの老化予防、慢性皮膚炎、慢性疲労、耳鳴り、線維筋痛症など一般的治療に抵抗性のある疾患に効果があります。
また美肌の点滴療法では、この点滴にプラセンタ『人の胎盤から抽出した各種アミノ酸、酵素、核酸、ビタミン、ミネラルなど細胞活性因子』を併用します。

◎こんな所が気になる方に

・お肌のトラブルが気になる方で、仕事が忙しく時間がない方

・最近疲れやすく、お肌の老化が気になる方

通常、週に1~2回のペースで継続されることが理想です。
所要時間は30分程度です。
点滴を定期的に続けることで、しみ、くすみ、しわ、肌の荒れ防止に効果を発揮します。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2014年1月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

眼瞼下垂(がんけんかすい)

形成外科2013/12/02

眼瞼下垂の治療は、一般には局所麻酔で瞼を上げる筋肉(眼瞼挙筋)を短縮して、瞼(まぶた)のたるんで余っている皮膚を取る手術です。
この治療によって、視野も広くなり、夜間も見えやすくなります。
手術時間は両側約90分、外来手術が可能です。
また、この手術で眼精疲労が軽減し、後頭部の血行がよくなり、肩こりや頭痛が改善することがあります。
目は二重瞼や奥二重になり、外観的には黒目の露出が高くなるため元気そうに見えます。
自分に眼瞼下垂があるか判定する簡単な方法は、数年前の写真と現在の写真を比較することです。
眼瞼下垂の原因は先天的(生まれながらの眼瞼下垂)、後天的(外傷、病気、加齢など)によって起こります。
最近話題になっている原因として、コンタクトを長年装用していたことによると思われる眼瞼下垂も認められます。
また、顔面神経麻痺や非常にまれですが、重症筋無力症の初期症状のこともありますので専門医に診て頂くことが大切です。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2013年12月2日 「みなみ風」掲載)

ワキガ・多汗症の手術治療

形成外科2013/06/30

 夏、汗をかくことは自然現象で熱射病を防ぎ、体温調節を行う大切な体の機能です。 汗を罪悪視する風潮は困ったものです。汗をイメージするとワキガ、多汗症のイメージに誘導する商業的イメージ戦略も問題だと思います。

 しかし、現実に脇のにおいに悩み、ワキガなのか多汗症なのか分からず、またはワキガだと思い込んでいる方も沢山いることも事実です。

 ワキガ、多汗症にお悩みの方はデオドラントを使用しながら、非常に気を使い、綿の下着を避け通気性の良い素材を注意しながら使用して生活しています。においが気になってしまうと日常生活に支障をきたしてしまう方も多いのです。

 ワキガ・多汗症の治療法は施術後生活に支障がきたさない電気分解法や主として多汗症の治療としての短期間効果(6ヵ月程度)のボトックス注射治療があります。電気分解法は麻酔が必要ですが、ボトックス注射では麻酔必要がありません。どちらも施術時間は30分以内です。

 外科的治療は長期間の高い効果を期待する方法として、保険診療で、切開法の皮弁法、皮膚有毛部切除法などがあります。このような方法は切開した傷跡も大きく、入院が必要です。

 自費治療による方法で、マイクロキューサー(超音波メス)、クアドラカッターによる吸引治療は 手術後の傷跡が小さく、事務的仕事が可能な安静度です。入院する必要はありません。手術時間は両脇で2~3時間かかります。

 最近は、電磁波(マイクロ波)を使用する方法もありますが、まだはっきりとした実証は分かりません。

 治療方法は効果の程度、効果期間、安静度、傷跡の大きさ、施術時間が異なります。形成外科医、美容外科医など熟練した専門医のアドバイスを受けてから治療方法を決めて下さい。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2013年7月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

眉間から瞼(まぶた)のたるみ ~眉下切開(まゆしたせっかい)方法~

形成外科2013/05/13

 40才頃の眉間の表情皺(シワ)などの小シワの治療方法は、短時間で行えるボトックスビスタ注射治療(5~8万円程度)を行います。
また、その時期から上瞼が下がり気味になってきますが、上瞼のたるみが気になってきたときの治療には埋没法ですが、昔の目の感じに戻したい方には、最近は、眉下切開(30万円程度)を行います。
この治療は眉の下や眉の中で切開する治療法で、女性は眉毛のラインを自分でデザインするので傷跡を目立たなくすることもでき、従来の瞼のたるみ治療の方法をするより、若い時の目のような自然な感じに近くなります。

 6カ月程度の効果を期待する方は、各種フェイスリフトなどがあります。
治療方法の選択は専門医と充分相談してお決めください。
各種治療方法は自費診療となります。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2013年5月13日 「みなみ風」掲載)

Vビームによるレーザーフェイシャル なかなか治らない赤ら顔・ニキビの赤みや傷跡の赤みの治療

形成外科2012/12/31

 レーザーは単一波長の高いエネルギー密度を持った光の束です。
この光の束を波長、照射時間、照射間隔、強さなど精密に疾患に対応するように加工したものがレーザー医療機器です。
現在、たくさんのレーザーと光束を応用した医療機器はあります。
ただ、魔法の方法ではないので色を消しゴムのようにすぐに消すことはできません。
では、どのようなレーザーで、『なかなか治らない赤ら顔・ニキビの赤み・傷跡の赤みの治療』を行うのでしょうか。
現在、皮膚領域で用いられているこれらの症状を治療するレーザー医療機器は、Vビーム(色素レーザー)でこのオレンジ色の光は血管の中の血液の赤い色素(酸化ヘモグロビン)に大変よく反応する波長のレーザーです。
このレーザーは肌に当てると肌を通り抜けて血管を流れる血にあたり熱を持ち、その熱を利用して血管をふさいでいきます。
一回ではすべての血管をふさぐことはできませんので期間をあけて繰り返しレーザーをあてることで血管がだんだん目立たなくなります。

 一般にレーザーと言われているものと大きな違いは、医療用レーザー・光治療機器は強力なエネルギー密度を制御する非常に緻密構造の医療治療機器であるということです。

 老化は最初に血管から始まると言われています。
Vビームによるレーザーフェイシャルは『目の周囲の小しわ、手のしみ・しわ』にも効果があり、従来のしみしわの若返り医療機器とは違い、肌にレーザーを照射して血管の内壁の内皮細胞に働きかけサイトカインを産生させ周辺の細胞に刺激を与え組織の若返りを図るものです。
施術後すぐに化粧ができ、表面麻酔を行うので痛みも少なく、施術時間も顔の場合は5〜10分と短時間です。

 今までのレーザー、RFなどのしみしわの若返り医療機器は、メラニンやコラーゲンに『喝』でしたが、Vビームによるレーザーフェイシャルは、血管に『喝』ということです。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2013年1月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

黒あざ・赤あざ色素疾患治療とレーザー治療・光治療

形成外科2012/09/30

 レーザーは単一波長の高いエネルギー密度を持った光の束です。
この光の束を波長、照射時間、照射間隔、強さなど精密に疾患に対応するように加工したものがレーザー医療機器です。
現在たくさんのレーザーと光束を応用した医療機器はありますが、皮膚領域で用いられているレーザー医療機器は、炭酸ガスレーザー、ルピーレーザー、Nd-YAGレーザー、色素レーザー、ダイオードーレーザー、アレキサンドライトレーザーなど波長の異なるレーザーがあります。
どの機器を使用するかは、その皮膚疾患の色、厚さ、深さ(どの層に存在するか)によって異なります。
現在は1万分の1秒(ns=10 )という非常に短い時間に高いエネルギー密度のレーザーを照射するQスイッチレーザーが開発され、多用されています。
また、レーザーではありませんが、フラッシュライト(IPL)は、いろいろな波長を持った光束を照射して、しみしわなど老化に伴う皮膚変化に対応する医療機器もあります。

 一般にレーザーと言われているものと大きな違いは、医療用レーザー・光治療機器は強力なエネルギー密度を制御する非常に緻密構造の医療治療機器であるということです。

 たとえば、黒い色素を持つ色素治療疾患のときは、炭酸ガスレーザー、各種Qスイッチレーザーがありますが、浅い所にある色素疾患と深い所にある色素疾患では機器が異なり、さらに、照射時間、強さ、間隔など細かく設定する必要があります。
また、血管腫のような赤い色素を持つ色素治療疾患のときは色素レーザーで治療しますが、治療方法も同様に細かく設定します。

 同じ皮膚疾患でも年齢、存在部位、深さによってレーザーの強さ、照射時間、治療間隔が異なりますし、施術中の痛み、施術後の肌の状態、経過が異なります。
消しゴムで簡単に消えてしまうようなレーザー治療はありません。
十分に専門医と御相談の上治療を行って下さい。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2012年10月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

浅いシミ、深いシミの治療アプローチ

形成外科2012/09/03

 シミには皮膚の浅いところにあるシミと深いところにあるシミとに分けられ治療方法が異なります。
治療方法を間違えるとかえって色素が濃くなりますので、注意深い診断と適切な治療が必要です。
浅いところの代表的シミには老人性色素斑、脂漏性角化症など、深いところのシミには肝斑などがあります。
シミの深さによって様々な治療法があり、かかる費用も様々です。大切なことは個々の治療方法について専門医と十分に相談したうえで、治療を受けていただくことです。
また、その補助的な方法として、ビタミン、アミノ酸、ミネラルをバランスよく摂っていただき、肌の栄養環境を整えることがキーポイントです。
例えば、栄養環境の悪い砂漠で、植物に光りを照射しても変化がないように、環境をオアシス化してから照射すれば、芽も葉も生えて来ます。

 肌のためにはバランスのとれた食事と規則正しい生活が必要であることは言うまでもありませんが、サプリメントの摂取など、皮膚の栄養環境を整えるためビタミン、アミノ酸、ミネラルをより積極的に摂っていただくための方法もアドバイスできますので、医師にご相談ください。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2012年9月3日 「みなみ風」掲載)

メディカルスキンケアシステム 〜シミ・シワ対策・美肌を維持するために〜

形成外科2012/06/30

 肌を若返らせても、その肌を維持しなければ、台無しです。

『メディカルスキンケアシステム』は若返りの治療(セルリバイブ・ジータ、フォトフェイシャル、レーザーピーリング)と同時に、『サプリメント』と『ドクターメイドのエンビロン化粧品』を使用し、自分の肌の栄養環境を整えて、効果を実感して頂くための治療方法であり、そして、美肌を維持するための治療方法です。

 美肌、肌のアンチエイジング(若返り)の治療は栄養環境を整えないで治療しても、満足して頂く効果が実現しないことが考えられます。

 そのため、中からの『ビタミン、ミネラル、アミノ酸の補給』と、肌の外からの『ビタミンAとCの補給』は、肌の代謝を高めて張りのある美しい肌を保つために必要です。

 エンビロンの『メディカルフェイシャルトリートメントシステム』は、早期に効果を実感できるスキンケアで、最先端の皮膚浸透性の高いビタミンAとC(紫外線で傷ついた皮膚の細胞のDNAを修復する)をイオン導入や超音波導入で効率よく送り込み、ホームケアでは修復困難な肌のダメージを、より短期間に修復し健康な肌へ導きます。

 癒されながら、皮膚科学の研修を受けたディプロマによるオーダーメイドのトリートメントシステムをお受けになりませんか。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2012年7月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

お肌の老化予防と美肌を維持するための『メディカルエステ』エレクトロポレーション/ソノフォレーシス

形成外科2012/03/19

 痛みなく、高分子のアミノ酸、胎盤エキスなどを導入することができるエレクトロポレーションとビタミンA、ビタミンCなどを導入することができるソノフォレーシスが、お肌の老化予防と美肌を維持することで注目されています。

 30~40代の女性に多く見られるシミシワの原因は紫外線、老化などがありますが、多くの方に女性ホルモンのアンバランスや肌のビタミン、ミネラルの不足が関係しているといわれています。

 エレクトロポーションやソノフォレーシスを施行することによってお肌の栄養環境が変わり、顔全体、特に冬の目の周囲のしみ、しわ、乾燥に効果があります。

 また、光治療やレーザートーニングなどのシミシワの治療前や治療後にエレクトロポレーションやソノフォレーシスを行うと、より良い効果と治療後の効果の持続が期待できます。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2012年1月16日 「みなみ風」掲載)

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