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「見えない・目立たない矯正」の最新事情

矯正歯科2013/09/30

 装置が目立つのがイヤで歯列矯正に踏み切れないという方がおられるかもしれません。
しかし、医療技術の進歩によって、「見えない・目立たない矯正」といわれる審美性に優れた矯正治療法が数多く生まれています。

 その中でも非常に審美性に優れた治療法として挙げられるのが「裏側矯正(舌側矯正)」と「マウスピース矯正」です。
「裏側矯正」とは、基本的に歯の裏側にブラケットというボタンを付けて、それにワイヤーをくくりつけて歯を動かす治療法で、周囲の人に気づかれずに治療を進められます。

 「マウスピース矯正」は、歯型に合わせて製作した透明なマウスピースを定期的に交換しながら歯を動かしますので、装置が目立ちませんし、ワイヤーを用いた矯正治療とは異なり、取り外し可能な矯正器具のため、虫歯や歯周病になるリスクが減り、装置の不快感もほとんどありません。

 裏側矯正は日本生まれの矯正治療法で、フランス、ドイツ、イタリアなどのヨーロッパや日本、韓国を中心に広まっており、一方、マウスピース矯正はアメリカ生まれで、こちらも全世界的に広がりをみせている矯正治療法です。
日本でも東京や大阪には裏側矯正専門やマウスピース矯正専門の歯科医院があり、大都市を中心に日本でも広まっております。
道南でも矯正治療を受けることは珍しいことではなくなっておりますが、裏側矯正やマウスピース矯正となると対応している矯正歯科医院が少なく、あまり知られていないのが現状です。

 以前は、裏側矯正とマウスピース矯正は、表側に装置を付ける矯正治療法(唇側矯正)と比べて、治療期間がかかる、仕上がりが良くない、治せる症状が少ないなどといわれておりましたが、今では期間、仕上がりにほとんど差はなくなってきており、幅広い症状に対応できるようになってきております。

 裏側矯正やマウスピース矯正には適した症状や利点・欠点がありますので、詳しくは、対応している矯正歯科医にご相談下さい。


Text by ふるた矯正歯科 古田 樹己( 2013年10月号 「ダテパー Dr. Dr.プリーズ」掲載)

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