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シェーグレン症候群について

リウマチ科2010/06/07

 口の中がねばねばしたり、目がごろごろする感じはありませんか? こんな症状があったら、あなたはシェーグレン症候群かもしれません。
この病気は中年女性に多く発症し慢性に経過する自己免疫疾患で、主に涙線と唾液(だえき)腺が傷害されます。
涙や唾液が少なくなるため目や口が乾きます。患者数は全国で30万人以上といわれています。 乾燥症状のほか、関節痛やレイノー現象(指が白くなったり紫色になる)もよく見られ、皮膚、甲状腺、肺、肝臓、腎臓などに異常をきたすこともあります。
診断には血液検査、眼科的検査、耳鼻咽喉(いんこう)科[または口腔(こうくう)外科]的検査が必要です。 原因不明で完治は難しい病気ですが、症状を和らげる治療法はあります。
関節リウマチなどの膠原(こうげん)病を合併している場合もありますので、心当たりのある方はリウマチ内科を受診してみてください。


Text by おぐらクリニック 小椋 庸隆( 2010年6月7日 「みなみ風」掲載)

軽症うつ病が増えていると聞きますが、従来のうつ病とどう違いますか?

心療内科2010/03/18

頭痛や腹痛など身体的症状を訴えて、
実は軽症うつ病ということがあります

 近年、うつ病は増加傾向にあり、中でも軽症のうつ病(仮面うつ病)が話題になっています。
これまで典型的なうつ病患者は人口の3〜5%、約500万人ほどといわれていました。
それに軽症のうつ病を含めると、10%以上、10人に1人はうつ病を発症しているといわれています。
その原因として注目されているのが、脳の中の神経伝達物質(セロトニン)の機能異常によるというものです。
この物質が不足しているとうつ状態になり、過剰になると躁状態になるといわれています。 うつ病は原因もなく突然起こる場合が一番多く(内因性)、他には悲しい出来事などによる心因性のもの、疲労が蓄積してストレスに対する抵抗力が落ちたとき、また糖尿病や心臓疾患、脳疾患などを抱えた身体的要素、さらにステロイドや血圧降下剤などの薬によって発症することもあります。
これらいろいろな要因が重なって、うつ状態になると考えられています。 軽症うつ病の場合は、頭痛や動悸、背中や腰が痛いなど、身体的症状がまず表面にでてきます。
意欲がなくなる、悲しい気分といった典型的なうつの症状は仮面に隠れているわけです。そのため、身体疾患とまちがわれ内科や外科を受診するのですが、検査をしても異常が見つからず、最後に精神科を受診するといったケースが増えています。 またこれまで、うつ病の発症年齢は40代、50代が中心となっていましたが、最近は20代、30代など若年化が進んでいます。
小学生や中学生にもみられます。
引きこもりや登校拒否など行動障害として現れてきたり、腹痛などの身体的症状を訴えることもあります。
周囲からは怠け者と見られがちですが、うつ病が隠れている場合もありますので注意が必要です。 改善には休養と薬物療法が治療の中心となります。
最近では副作用の少ない非常に効果的な薬がありますので、できるだけ早く受診することが大切です。
うつ病の半数は一生で1回のみの発症ですみますが、残りの半数の人は再発を繰り返します。
ですからきちっとした治療を受けることが必要です。
また抗うつ薬には痛み(頭痛・腰痛ほか)にも効果があります。
実際の痛みのほかに、精神的なことで痛みを倍増させていることもあるのです。 うつ病は本人よりも周囲が先に気づくことがあります。
あまり話をしなくなった、元気がないなど、家族や会社の上司などが気づいて精神科を受診するよう勧めたり、一緒に訪れることもあります。
軽症の方は治りは早いといえますので、やはり早期の受診をお勧めします。


Text by 富田病院 植田 裕之( 2010年3月 「ホームドクター 健康新常識」掲載)

昔の服が着られなくなっていませんか?

 昔から「ベルトの穴がひとつ増えると寿命が一年縮まる」と言われたように、今日では肥満がさまざまな病気の発症に関わっていることがわかっています。なかでも、内臓のまわりに脂肪がつく内臓脂肪型肥満は高血圧や糖尿病、心臓病、脳卒中、高脂血症などといった生活習慣病の発症に大きく関係しています。肥満を知るには、まずはボディ・マス・インデックス(Body Mass IndexーBMI) を計算してみましょう。

 BMIとは「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) 」で算出される体格指数(肥満度を測るための国際的な指標)のことで、医学的に最も病気が少ない数値として、22を「標準」とし、18.5以下なら「痩せ」、25以上を「肥満」としています。また最近ではウェスト周囲径が男性では85cm以上、女性では90cm以上では内臓脂肪型肥満の可能性が高いとされます。国民栄養調査によると、日本人一日の採取する総カロリーはむしろ減少していますが、食事の欧米化の為に脂肪摂取は増加しているとされています。

 また内臓脂肪型肥満の増加にともない糖尿病の患者も急増しています。日本人はもともと米や魚を主に食べてきた農耕民族、それほど動物性脂肪を多く摂ってこなかったにも関わらず、高度成長期以降、欧米スタイルの食生活に急激にシフトしたため、この環境の変化に、体が対応しきれていないのです。

 欧米の映画でファーストフードを三十日間食べ続けるとどうなるかという映画がありましたが、その映画監督は「この映画を作ったそもそもの目的は、これを観た方々に改めて食生活を見直してもらうこと」と話していました。また、親たちが子供や家族の食事に気をつけるようになったり、子供のお手本となるように自らの食べ物にも気を配るようになったとの反響があったとも話しています。

 日本人も例外ではなく、交通手段の発達等による運動不足や欧米化の食事により肥満は年々増加しており、今や肥満は子供にまで影響が出てきて社会問題にまでなっています。あなたは昔の服が着られなくなっていませんか? ときどき運動、食事を含め生活習慣の見直しをしてみましょう。さあ、怖がらずに体重計に乗ってみましょう。


Text by ごとう内科胃腸科 後藤 琢(  「」掲載)

あなたの目の症状、ドライアイかもしれません

眼科2010/02/19

 「眼が疲れる」、「眼が乾いた感じがする」という症状を感じたことはありませんか?
その症状、もしかするとドライアイかもしれません。

 ドライアイは目を守る役割をする涙の量が足りなくなったり涙の性質のバランスが崩れたりすることによって、目の表面に障害(傷)が生じる病気です。

 パソコンやTVゲーム、細かい作業によって目が乾いていると感じる時は、まばたきの回数が減少して涙の量が減っている場合があります。

 乾燥した目は目の表面に傷がつきやすくなり、そのままにしておくと目の表面だけでなく、角膜や結膜の健康が損なわれる可能性があります。

 重症のドライアイは、中年女性を中心に多く見られる「シェーグレン症候群」を伴っている場合があります。
以下の方は要注意です!

  • パソコンを長時間使う方
  • コンタクトレンズを使用している方
  • 半年以内に屈折矯正手術を受けた方
  • エアコンを長時間使う方
  • 夜更かしする方
  • 旅行や出張の多い方
  • 花粉症の方
  • 車の運転をよくする方
  • ご高齢の方

 ドライアイの症状は、目の乾きだけでなく疲れ目、痛み、光がまぶしい、視力が落ちてきた、目が重い、涙が止まらないなど様々です。

 それが一過性の不調なのか、眼球の表面に障害が起きているためなのかは、眼科でのきちんとした検査なしに判断することはできません。

 放置しておくと知らないうちに症状が悪化し、合併症を引き起こすことがあります。

 ドライアイには、専門的な治療が効果的です。おもな治療には点眼薬によるものと涙の排泄口である涙点を閉鎖する方法があります。

 ドライアイは生活習慣や他の病気などにより涙の量だけでなく質が変わってしまうことで起こる病気ですから市販の目薬で水分を補うだけでは症状が改善しない場合もあります。

 また市販の目薬や水道水による洗眼はかえって病状を悪化させてしまうこともあります。
少しでも気になったら眼科医に相談してみましょう。


Text by 藤原眼科 藤原 慎太郎( 2010年2月22日 「北海道新聞夕刊」掲載)

「予防に勝る治療なし」をモットーに、健康教育の徹底で地域医療への貢献を目指す

病院紹介2010/03/18

湯の川女性クリニックは、〝予防に勝る治療なし〟をモットーに2005年に開院。
小葉松洋子院長は、「多くの病気は日常生活のちょっとした注意で避けたり、遅らせることが可能です」と、病気にならないための生活習慣の改善など予防医療に力を入れている。
各種がん検診をはじめ婦人科検診の啓蒙にも積極的で、徹底した健康管理に尽力している。診療では、患者の多い更年期障害に対してホルモン療法のほか漢方薬を使った治療も実施。骨粗しょう症の検査・治療や、女性医師のため思春期の患者も多く、好評だ。
妊婦検診は早期のみ対応し、出産が近づいた患者は、希望を優先して各医療機関に紹介している。また開院当初より禁煙外来を開設(男性も可)しているのも特徴のひとつ。
「喫煙は健康と美容の両面で女性に不利益をもたらします。特に妊娠中は禁煙補助薬が使えないため、将来的に出産を考えているならば早めの受診が大切です」(小葉松院長)。さらに小葉松院長は、子どものための健康教育にも熱心で、性教育を主体に禁煙教育など小中学校での講演をはじめ、PTAなど大人向けの啓蒙活動など、毎年30回前後実施している。
「時に厳しくお話しすることもありますが、スタッフ一同、皆様が病気にならない生活を送れるよう願っています」と院長は話されていました。


Text by 湯の川女性クリニック( 2010年3月 「ホームドクター」掲載)

メガネを作る時は、先に眼科受診を!!

眼科2015/11/30

 ひとくちにメガネと言っても、遠用なのか、近用なのか、遠近両用なのか、度数決定の際にどこを見たくてメガネが必要なのか、が、とても重要です。
日々の診察で、使用中のメガネが見づらいとおっしゃる患者さんがたくさんいらっしゃいます。
例えば、パークゴルフをする方で遠くと4~5m先にあるカップが見たいのに、遠近両用の近く部分が30cmにピントが合うようなメガネでは見えるはずがありません。
また、車の運転はしないので、テレビなど家の中の物が見えて、新聞が読めればいいという方には中近両用メガネがよさそうです。
それなのに、はるか遠くがバッチリ見える強すぎる遠近両用メガネをかけているせいで、頭痛・肩こり・眼痛、しまいには、めまい・吐き気などの眼精疲労(疲れ目)の症状を起こしていることも大変多いのです。

 ご自分では、十分見えていると思っていても、眼科の診察を受けることによって、60歳を過ぎると多くの方に出てくる加齢性の白内障や失明原因疾患の緑内障・加齢黄斑変性・糖尿病網膜症などを早期に発見することができます。
ですから、メガネを作る時には、まずは眼科で視力検査やその他の検査をして目の病気がない事を確認してから、眼鏡処方箋を眼科医に書いてもらい、眼鏡店に行くのがいちばん安心な方法と言えます。
眼鏡処方箋の発行に別料金は発生しませんので、お気軽に申し出て下さい。

 近年のパソコンやスマホの普及により、画面に使用されているLEDが放つブルーライトが直接網膜に到達してしまうことで、目に障害を引き起こすことも分かっています。
メガネを作る時には、ブルーライトカットのレンズを選ぶのもよいでしょう。

 眼科医が、患者さんの年齢・職業と、その方にとって見たい距離はどこなのかを考慮して、心地よい見え方のメガネを処方するためには、患者さんも遠慮なくどういう目的のメガネを希望しているのかを伝えましょう。


Text by 藤岡眼科 藤岡 聖子( 2015年11月30日 「北海道新聞夕刊」掲載)

医療レーザー脱毛

形成外科2019/09/24

レーザー脱毛はレーザー(ダイオードレーザー、アレキサンドライトレーザー、Nd:YAGレーザー)を当てると、メラニン色素を多く持っている毛はレーザーエネルギーを吸収し熱を発生し、その熱で毛包の幹細胞(毛を造る工場)が破壊され毛が生えなくなる原理です。

できるだけ効率よく毛包幹細胞を破壊すると同時に毛の周囲組織が損傷されないようにすることが重要です。

そのためには強力なエネルギーを非常に短時間(1/1000秒程度)に照射しながら痛みを軽減するために皮膚表面を冷却しながら行います。医療レーザー脱毛は毛が白くなければ必ず毛は減っていきます。

しかし、永久でも完全でもありません。その理由はshock lossといってストレスのため、また、ホルモンの関係で長期間毛が生えなくなる方がいらっしゃるためです。

痛みを軽減するために接触型の冷却装置や冷却ガス噴霧装置の皮膚表面冷却を同時に行い、わきの場合は5~10分程度の施術時間です。


Text by 五稜郭大村美容形成クリニック 大村 勇二( 2019年9月24日 「北海道新聞みなみ風」掲載)

胃がんになりやすい人って?

 漠然と「胃がんになったらどうしよう」と考えたことはありませんか?
最近、どの程度胃がんになりやすいかを検査できるようになりました。
胃がんリスク検診=ABC検診といいます(健康保険は対象外)。
現在、群馬県全域・東京都の一部の区で実地されています。

 血液を調べて,胃がんの原因といわれるピロリ菌に感染しているかどうかと、胃の老化をペプシノーゲンⅠ・Ⅱという物質で検査します。

A群:ピロリ菌もいない・胃の老化もない状態。この場合ほとんど胃がんの発生がありません。

B群:ピロリ菌がいるけれど、胃の老化は始まっていない。この場合1000人に1人の割合で胃がんの発生があるといわれます。

C群:ピロリ菌がいて、胃が老化しているものでは、400人に1人。

D群:ピロリ菌が住めないくらい胃の老化が進んでいるものでは80人に1人と言われています。

 この検診で胃がんリスクを考え、A群の方は5年に1度程度、B群は3年、C群は2~1年、D群は毎年胃カメラでの精密検査が推奨されています。
この検診結果から分かるように、基本的にピロリ菌に感染しているならば、まず除菌することが勧められます。
ただし、除菌治療は胃潰瘍や十二指腸潰瘍など健康保険で賄(まかな)えるものは限られており、自費で行われる方が多いのも事実です。
また、この検診でA群と診断されても実はピロリ菌に感染していた方も混入することもあったり、胃がん以外の悪性腫瘍(2%前後)、ピロリ菌の感染が背景に無い胃がんがごくわずかに存在することもあります。
この検診は、今胃がんになってるかどうかの判定ではありません。
あくまでも胃がんのなりやすさであり、結果を鵜呑みにすることなく、何か症状があったり不安であれば消化器科専門医に相談してくださいね。


Text by はら内科クリニック 原 信彦( 2012年5月28日 「北海道新聞夕刊」掲載)

健康寿命を延ばしましょう

内科-外科2019/06/24

 健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」です。「平均寿命」と「健康寿命」との差は日常生活に制限のある「不健康な期間」を意味します。厚労省の統計では、男性は約9年、女性は12.5年と発表されています。この年月が、自分で歩けなかったり、要介護だったり、寝たきりの状態だったりと自由な生活ができなくなる平均の期間です。

 健康的な生活を送ることができなくなる原因は、主に脳卒中、認知症、高齢による衰弱、骨折です。転倒や骨折により身体活動が低下すると更に認知症、うつ病、肺炎など2次的な病気のリスクも上がります。骨密度は、男女共に加齢によって減少します。特に女性の場合は、20歳代に骨密度がピークを迎え、その後徐々に減少し40歳頃から加速します。また20~30歳代の女性でも過度なダイエットによる栄養不足や運動不足により、骨量が低下することもあります。年齢を重ねるにつれて骨量が低下することは避けられないため、若いうちから骨量のレベルを高くしておくことも重要です。特に女性の方は年に1回は骨密度を測定し、自分の骨の状態を把握しておきましょう。

 骨を丈夫に保つには、カルシウムが必要だとよく言われます。カルシウムを多く含む食品は、牛乳、ヨーグルト、チーズなどの乳製品、イワシやちりめんじゃこなどの小魚類、納豆、ごま、小松菜などです。カルシウムの他にもビタミンDやビタミンKも一緒に摂取することでカルシウムの吸収を促します。ビタミンDを多く含む食品は、サケ、サンマ、サバ、マグロ、きのこ類です。ビタミンKは、納豆、緑黄色野菜に多く含まれています。ビタミンDは、食事から摂取する以外に、日光に当たることで、体内でも産生されます。

 食事以外でも、骨への刺激を与える運動も有効だという報告もあります。ゆっくりとかかとを上げた後、力を抜いてストンと落とす衝撃を与えると骨芽細胞を活性化することができるという説です。ですから日光を浴びながらのウオーキングも有効な方法です。

 食事・運動療法も継続することで骨の健康を保つだけではなく、転倒を予防する体のバランス力を鍛え、生活習慣の予防にも繋がります。平均寿命と健康寿命の差を縮めることができれば、より幸せな生活を送ることができるのです。


Text by 鈴木内科外科クリニック 大原 眞理子( 2019年6月24日 「北海道新聞夕刊」掲載)

おしっこの我慢は、とても優れた膀胱健康法

泌尿器科2016/01/14

■おしっこが近い。夜中に何度も起きてしまう。トイレが心配で外出できない。

 歳のせいとあきらめる前に膀胱訓練を試してみましょう。
膀胱訓練とは、トイレに行きたくなっても我慢をする訓練のことです。
おしっこの我慢は膀胱炎になるとか腎臓に悪いと言われた時代もありました。
しかし現在は、さまざまな医学的研究から排尿の我慢で病気にはならないことが確認されています。
我慢を続ける時間は特に決まっていませんが、数分程度の我慢から始めて無理のない範囲で時間をのばしてゆきましょう。
毎日繰り返すことで徐々に排尿の間隔が開いてゆきトイレの回数が減少します。
ただし、膀胱炎や尿路感染症の方は膀胱訓練が禁止されています。
明らかな排尿痛や下腹部痛、肉眼的血尿を自覚される方は、膀胱訓練を開始する前に必ず泌尿器科へ相談してください。

■我慢しようとするけど、すぐに漏れてしまう。漏れるのが心配で膀胱訓練ができない。

 頻尿症状が進むと、ほんのわずかな時間でもトイレの我慢ができなくなります。
このような場合には、我慢をせずトイレに向かってかまいません。
そのかわりトイレで排尿の準備ができたところで我慢してみましょう。
繰り返しているうちに我慢することができるようになります。

■困ったときには、気軽に泌尿器科を受診しましょう。

 症状が重い場合には、膀胱訓練と合わせて薬を飲んだ方が良い場合があります。
また、頻尿の原因はさまざまであり、中には排尿障害や膀胱癌など重大な病気が原因となっていることもあります。
膀胱訓練を続けても症状が改善しない時や、排尿困難や残尿感、痛みや出血など頻尿以外の症状がある場合には、泌尿器科を受診しましょう。
問診と超音波検査などの簡単な検査により診断、治療が可能です。
お困りの方は、専門医に気軽にご相談ください。


Text by 医療法人社団美原腎泌尿器科 田崎 雅敬( 2015年12月15日発行 「青いぽすと」掲載)

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