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最近よく耳にするようになった『過活動膀胱』 前触れもなく起こる急な尿意を感じたら泌尿器科へ!

泌尿器科2018/01/29

 過活動膀胱(ぼうこう)は男性、女性、若年、高齢にかかわらず誰もがなりうる病気です。
40歳以上では8人に1人が過活動膀胱の症状を持つと言われています。

 間に合わずに漏れそうになる、人よりもトイレに行く回数が多い、夜中に何度もトイレに行くので眠れない、おしっこをした後なんとなく気持ち悪い、などの症状があればそれは過活動膀胱かもしれません。

 泌尿器科には行きたいけどちょっと恥ずかしいし、どんな検査をされるのか不安。
こんな思いをされている方は多いと思います。しかし排尿に関する医療の進歩により、難しい検査をしなくても診断や治療ができるようになりました。

 泌尿器科を初めて受診された方へまず行うのは問診です。
症状や普段の状況を詳しく伺います。
そして病気に関連するいくつかの質問をさせていただき診断を導きます。
診断が確定できない場合には検査を行うことになりますが、その場合も尿検査や超音波検査など苦痛の少ないものを優先的に行うので心配はありません。
治療が始まった後は、症状の変化を確認し無理なく続けられる方法を相談しながら決定していくので不安なく継続していくことができます。

 過活動膀胱の原因はいくつもあるため治療によって効果が表れるまでの期間に数日から数週間以上と大きな差がみられます。
過去に泌尿器科を受診したが良くならず治療をやめてしまった方はいないでしょうか。
もしかすると治療期間が十分ではなかったことも考えられます。
また最初の診断では見つからなかった原因が他にもまだ残されていた可能性もあるでしょう。

 初めての方も、過去に治療がうまくいかなかった方も、排尿の症状で困っている方は泌尿器科へご相談ください。


Text by 医療法人社団美原腎泌尿器科 田崎 雅敬( 2018年1月29日 「北海道新聞夕刊」掲載)

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